パソコンに入力した情報は、削除しただけでは消えません。では、どのような対処をする必要があるのでしょうか?
廃棄のルール
退職や契約終了で従業員のマイナンバーが必要なくなったら、確実に廃棄しましょう。
パソコンの廃棄=データの廃棄ではない
via peoples-free.com
ここで言う“廃棄”とは、いわゆる「捨ててしまう」という“廃棄”だけではなく、適正にマイナンバーの記録が消去された機器・電子機器の“処分”全般、つまりは
(1)文字通り捨ててしまうこと
(2)再使用(リユース)すること
(3)資源としてリサイクルすること
以上の3点を含んでいます。
通常の「削除」や「フォーマッティング」ではファイル構造が削除されるだけで、データ本体は残っています。
そのため、データ再生の可能性があり不要となったパソコンのリサイクルや廃棄において、重要データや 機密データが流出する恐れがあります。
専門のデータ削除ソフトで解決
「データが残っている」と言われても、どうしたら良いのか分からない・・・・・・。と嘆く必要はありません。
市販のソフトを利用すれば簡単にデータ削除ができますよ。
市販のソフトを利用すれば簡単にデータ削除ができますよ。
via www.pc3r.jp
ハードディスクに無意味なデータを上書きする方法です。上書きするデータのパターンや書き込み回数により様々な方式があります。ご家庭でも事業者様でも簡単に使用できる製品があります。
パソコンが壊れて動かない状態であっても、データを復元することが可能です。
壊れているからといって安心しないように注意しましょう。
壊れているからといって安心しないように注意しましょう。
物理的に破壊するという方法も
処分するハードディスクをパソコンから取り出して自分で分解して、中身のプラッタ(円盤)にキズを付けて読み込めないようにする、という物理的な対処の方法もあります。
via www.pc3r.jp
データ廃棄を依頼する業者を選ぶポイント
簡単にできるとはいえ、素人には難しいですよね。
自分には出来ないなという場合には、定期的に専門の業者を利用しましょう。
自分には出来ないなという場合には、定期的に専門の業者を利用しましょう。
依頼した機器や電子媒体のデータを消去したことを、端末のシリアルナンバー単位で記録された「削除証明書」を発行することで証明してくれる業者であることも極めて重要
データ消去証明書とは、パソコンのデータが完全に消去されたことを証明する書類のことです。
マイナンバーはリスクの塊
多くの個人情報を含むマイナンバーが漏洩(漏えい)して不正利用されると、今までの個人情報の比ではないリスクがあります。