マイナンバーが自宅に届かない、なぜ!?その理由をご紹介します

いよいよ本格的に使われ始めたマイナンバー。全国民に対して各自に番号を割り当てる制度ですが、マイナンバーの通知カードが自宅に届いていないというケースもあります。マイナンバーは一生同じ番号を使いますし、個人情報の管理をおこなう重要なものです。もし通知カードが届いていないとすれば、大きな理由が3つ考えられます。

住民票登録がされている住所に、通知カードが郵送される

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マイナンバー(個人番号)は、国民一人一人が個別に持っている12ケタの番号のことです。年金や納税、雇用保険などの行政手続きにはすべてマイナンバーが必要になります。
こんな大事なマイナンバーがもし自宅に届かないとなったら、理由は何でしょうか。
マイナンバーは、平成27年10月から12月のあいだに、通知カードとして自宅に郵送されています。通知カードは世帯構成員一人ずつに送られていますから、4人家族なら4枚の通知カードが同じ封筒に入って簡易書留で送られているのです。(同一住所の家族のところには、一つの封筒にまとめて通知カードが入れられています)。

この通知カードが自宅に届いていないということは、マイナンバーが分からないということです。現在、マイナンバーが分からなくてすぐに困るということはありませんが、将来的には必要になる可能性があります。マイナンバーの通知カードだけでも手に入れておきましょう。

平成27年10月以降、マイナンバーが通知されています。転居等で「通知カード」を受け取れなかった方は、住民票のある市区町村にお問い合わせください。

住民票のある住所と現住所が違うため、届かなかった

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マイナンバーの通知カードを手に入れるためには、住民票の移動をしておきましょう。通知カードは住民票のある住所に簡易書留で郵送されるからです。
この通知カードは、引越しなどで郵便局に転送の手続きをしてあっても転送されません。つまり現住所でマイナンバー通知カードを受け取りたければ、住民票を異動させなくてはならないのです。

引越しをしたといっても、一時的な転居(単身赴任など)の場合は住民票まで異動させていない人も多いでしょう。その場合も元の住所の市役所で転出届をして、新居のある市役所に転入届を出し、住民票を異動させましょう。

どうしても住民票を異動させられないケースもあります。震災による被災者や長期入院中の人などです。こういった事情で市役所での手続きができない人には、救済措置もあります。

なお、DV等の被害者、東日本大震災による被災者、一人暮らしで長期間医療機関・施設に入院・入所されている方など、住民票の住所地で通知カードを受け取れない方は、居所に送付することが可能です。詳しくは総務省のホームページをご覧ください。(2015年8月回答)

郵送事故のために届かなかった

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住民票のある住所にいるにもかかわらず、通知カードが届かなかった。これは郵便事故の可能性もあります。通知カードの発送は日本全国でほぼ同時期におこなわれました。膨大な数の簡易書留が発送されたわけですから、本来行くべき住所に、届けられなかったという郵便の配達トラブルも起きました。

もし住民票のある所に住んでいるのに通知カードが届いていない場合は、市役所の窓口に連絡を取りましょう。自宅に通知カードが届かなかった場合は、通知カードそのものは各市町村の役所に返送されています。そのまま市役所などで保管されている可能性が高いですから、パニックにならずに、まず市役所に電話をして、指示を受けましょう。
自治体によっては、本人確認ができる書類を持参すれば、市役所の窓口で通知カードを受け取れるようになっているところもあります。

神奈川県座間市の座間郵便局の社員が22日、相模原市内の民家へカードが入った簡易書留の配達に訪れた際、隣に住む住民の書留を渡した。2軒は住所が同一で名字も同じだった。

マイナンバー通知カードが届かない時は、放置しない!

マイナンバーの通知カードが紛失しても、本人確認が取れれば再発行はしてもらえますし、本人以外が通知カードを持参してマイナンバーカードを手に入れることはできないシステムになっています。
過剰に不安を感じることはありませんが、個人情報にかかわる重要な番号ですから、自宅に通知カードが届かなかった場合は何らかの手段を取りましょう。

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