ネットでマイナンバーの記事を探していると、気になる面白い記事が見つかります。ランダムに記事を読み続けると、マイナンバーの全体像がうっすらと見えてきます。
▼マイナンバー制度 「通知カード」印刷始まる
来年1月から正式な個人番号カードが交付されます。
国民すべてに12桁の個人番号が割り当てられるマイナンバー制度に向けて、番号が記載された「通知カード」の印刷が始まりました。
印刷が始まった通知カードには個人番号が記載され、住民票に記載された住所宛てに簡易書留で送られます。5日から送付が始まりますが、全世帯に届くのは来月末まで掛かる見込みです。通知カードをもとに郵便やインターネットなどで申請すると、来年1月から正式な個人番号カードが交付されます。
出典|テレ朝News
▼マイナンバーの通知カード郵送 自治体「確実に受け取って」
不正勧誘や個人情報の取得などへの警戒を呼びかけた。
都内では、住民票を実際の居住地に移していない人が少なくないと想定され、都内の自治体は、通知カードを確実に受け取るようホームページなどで呼びかけている。通知カードには12桁の個人番号のほか、住所、氏名、生年月日、性別などが記載されている。今月以降、「転送不要」の簡易書き留めで郵送される。ただ、住民票を居住場所の自治体へ移していない場合などは、住民票の置かれた自治体に返送されるため、郵送物が届かない可能性が懸念されている。
来年1月からは、社会保障・税・災害対策における各種手続きにおいて、本人確認とともに、同カード記載の個人番号の確認などが求められており、同カードを確実に受け取ることは重要となる。
出典|産経ニュース
▼禁錮4年も?実は違反すると結構大変なマイナンバー制の恐ろしさ
特定個人情報の取り扱いに注意!
マイナンバー制度の告知は、遅ればせながら徐々に進んでいます。ただ、マイナンバー制度は、すべての事業者に対して「特定個人情報」の取り扱いに関するかなり厳格な管理を求めています。さらに、これまで個人情報保護ではなかった厳しい刑事罰(最大禁固4年、執行猶予なし)が規定されています。しかし、具体的な対応策がほとんど伝わっていないと感じています。
出典 | ビジネスジャーナル
▼「独裁国家が通る道だ」渋谷でマイナンバー反対集会
ストップ! マイナンバー10月通知 全国集会
今月5日から通知が始まる社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度を前に、都内で反対する声が上がった。「ストップ! マイナンバー10月通知 全国集会」が3日、東京・渋谷の宮下公園で行われ、約400人が参加。「プライベートを丸裸にする違憲行為だ」などとして、制度撤廃を訴えた。主催した市民団体「共通番号いらないネット」の代表世話人、白石孝氏は「国民全員に番号カードを持たせて、ICチップで顔写真まで入れるようになる。街頭の監視カメラで、どこにいても照合されてしまう。管理国家になっていく一方だ。独裁国家が通る道だ」と危機感を示した。
登壇した共産党の池内沙織衆院議員は「民間事業者がマイナンバーを導入する際、初期費用は1000万円。毎年400万円の経費がかかる。マイナンバー増税だ」と力を込めた。
出典|日刊スポーツ
▼痛みと悩み多き「マイナンバー」、今は明確な国民メリット打ち出せず
企業の約7割が「メリットない」と回答した現実
内閣府が全国の20歳以上の男女1773人に7月から8月にかけて行った調査では「個人情報が漏えいすることにより、プライバシーが侵害されるおそれがある」(35%=2%増)と「マイナンバーや個人情報の不正利用により、被害にあうおそれがある」(38%=6%増)との声が今年1月の調査時より増加しており、さらに制度に対しても「特に期待することはない」(31%)との回答が8%増えた。
東京商工リサーチが先月発表した全国5000社弱へのアンケート調査では、66%もの企業が制度に対して「メリットがない」と回答しており、企業の側はよりシビアな見方だ。
企業側にはメリットがないだけでなく「情報漏洩リスクの不安」(53%)や「業務の煩雑化」(15%)、「業務量の増加」(12%)といった悩みまで増やしている。