マイナンバー汚職事件まとめ【マイナンバー】

厚労省職員がワイロを受け取っていた事件。その動向をまとめました。

型破りな人間だったという報道だが・・・

こんな気持ち

こんな気持ち

マイナンバー制度に関連し、業者から賄賂を受け取ったとして、厚生労働省の室長補佐の男が警視庁に逮捕された事件です。官僚らしくない異色のIT専門家として知られていた男は、上司も「コントロールできなかった」といいます。

マイナンバー制度をめぐる汚職事件で、厚生労働省の室長補佐・中安一幸容疑者(45)が逮捕された事件。警視庁は、東京・霞が関の厚生労働省を家宅捜索しました。

省内随一のIT専門家として知られ、国立大学の教員も務めていた中安容疑者。医療情報のIT化など、自らの専門分野には熱心に取り組んでいたといいます。

医療の情報化にメリットを感じている者としては、それに取り組む人がこんな事件を起こしたことが非常に残念でなりません。

皆さんの声

確かにこれだけ見ると論点ずれてますね。

政府の説明責任について言及しています。
怒りよりは、呆れる/からかうツイートが目立ちました。

事件の背景には「1兆円市場」

1兆円市場

1兆円市場

 来年1月の運用開始に向けて準備が進むマイナンバー制度をめぐる汚職事件が13日、明らかになった。制度をめぐっては、情報処理システムの大規模な改修や新設が見込まれており、発注総額は「1兆円規模」ともされる。激烈な受注合戦が繰り広げられる中、生まれた官業の癒着。そうした“巨大利権”に警視庁は捜査のメスを入れた。
マイナンバー“特需”

「IT業界にとってのマイナンバーは、建設業界にとっての東京五輪と同じ。巨大な需要をめぐり業界は沸いている」

政府関係者はそう指摘する。政府は制度の導入に絡み、平成29年度までに3千億円弱を情報処理システム関連に投入する見込みだ。民間側のシステム更新も含めると、市場規模は1兆円に達するとも言われる。

マイナンバー特需は1兆円規模になるとも言われており、IT業界ではこぞって入札をしています。
しかし、大手が強いため中小企業は苦戦し、今回の事件のような裏取引が起こってしまいやすい状況だったと考えられます。

警察による厚労省の捜査が始まった

警察

警察

マイナンバー制度導入に絡み、収賄容疑で厚生労働省室長補佐、中安一幸容疑者(45)が逮捕された事件で、警視庁捜査2課は14日午前、東京・霞が関の厚生労働省の家宅捜索を始めた。

同課は現金の授受に至った経緯など癒着の実態解明を進める。

中安容疑者は平成23年11月、マイナンバー制度の準備段階のシステム研究事業2件で、IT関連会社が受注できるよう便宜を図った見返りに、当時の社長から現金100万円を受け取ったとしている。

結局、契約を解除する方向に進んでいる

さよなら

さよなら

厚労省、贈賄側業者との契約解除を検討

マイナンバー制度導入をめぐる汚職事件で、厚生労働省は14日、贈賄側のIT関連会社(千代田区)と契約中の事業について、契約解除を検討していることを明らかにした。

解除が検討されているのは、平成27、28年度に約6億円で契約した「医療保険者等の番号制度導入支援等に係る調査研究業務」。厚労省によると、契約時の条件に贈収賄で有罪が確定すれば契約を解除できることになっているという。

今回は業者側の時効が成立しているが、業者との協議により契約が解除できることになっているため、今後協議を始める。

まとめ

2015年10月に発覚した厚労省職員の収賄事件についてまとめました。

マイナンバー制度の裏では、とてつもなく大きなお金が動いています。
しかし手本となるべき行政が不祥事では説得力もあったものではありません。
今後の政府の動向にも注目が集まります。

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