急速なインターネットの普及によって、専業主婦でも育児や家事、介護などの合間をぬって、在宅ワークが可能になってきました。忙しい毎日を過ごす主婦の皆さん、きちんと税金払っていますか?マイナンバーで所得が管理される前に知っておきましょう。
ネットオークションやアフィリエイト、ドロップシッピング、FX取引などのインターネットビジネスが盛んな今、ネットで稼ぐ人の申告漏れが次々と摘発されています。「ネット収入はお小遣い。あるいはラッキーな副収入。黙っていれば分からないから、申告しなくても大丈夫。」
そんな意識を持たれている方は、これから要注意です。
主婦の在宅ワーク、どんなのがあるの?
在宅ワークのいいところは「通勤に時間をとられない(40代)」「すき間時間を有効に使える(40代)」「学校行事、子供の病気にも100%対応できる(30代)」「震災のときも子どもを迎えに行けた」など、さまざま。中には、「仕事をしている姿を子どもに見せられる(30代)」「仕事仲間と四六時中一緒にいないため、気楽にできていい(20代)」という意見もありました。
via www.c-mam.co.jp
在宅ワークでは、どんなお仕事が主流なのでしょうか? いちばん多かったのが商品やサービスをためして感想を答える「モニター(66.4%)」。次に、お店などの状況をチェックして報告書にまとめる「調査(51.7%)」。ミステリーショッパーとも呼ばれている人気のお仕事です。
ほとんどがパソコンを利用して行うものですが、
手作業(内職)といったものもあります。
手作業(内職)といったものもあります。
近年の在宅ワーク事情は、パソコンやスマホを使った仕事が主流となっています。パソコン作業が苦手な方には、報酬が少し安くはなりますが、在宅ワーク手作業もあります。
作業内容としては、主にご近所へのチラシ配布、小物組み立て、封筒あて名書き、商品の検品、シール貼り、物品の発送・検品のお仕事などがあります。
どのくらい収入があれば、確定申告しないといけないの?
在宅ワークで確定申告が必要なボーダーは「38万円」のようです。
上記の在宅ワークで、あなたはいくら稼いでいますか?
上記の在宅ワークで、あなたはいくら稼いでいますか?
主婦が在宅ワークで稼いだら確定申告をしなければなりません。ただ1円でも稼いだら…というのではなく、一定額を超えたときから必要になります。パートの場合は103万円がボーダーラインと言われています
結婚して夫の扶養になると配偶者控除と配偶者特別控除というものが適用されて夫の収入で控除が受けられます。これが俗にいう「扶養」です。たとえ在宅ワークをしていても専業主婦で収入が38万円未満であれば両方の控除が受けられます。
国税庁ではお小遣いサイトで得た収入というのは
給与ではなく報酬として貰った収入になることから
雑所得扱いになるというのが法律的見解だそうです。主婦や学生、ニートの方など
専業でお小遣いサイトをやられておられる方は
38万円以上を超える金額を稼いだら、確定申告の必要がございます。
ちなみに会社に籍を置いているサラリーマンの場合は20万円です。
マイナンバーによって銀行口座が紐付けられるらしい
via subaru-juku.com
とうとう改正マイナンバー法が衆院本会議で可決・成立してしまいました。これでマイナンバーと銀行口座とのひも付けが正式に認められ、国は国民一人ひとりの銀行にあずけている貯金額を正確に把握できることになります。
「ひも付けは本人の同意が前提」とは言っているものの、これは現段階での話。これから数年以内には「義務付け」に改正されることでしょう。
マイナンバー制度について考えていくと、特定個人の銀行口座が全て紐付けられることで、犯罪防止や利便性の向上と共に、資産の捕捉をもできることになりますから、個人の金融資産を確定しやすくなりますつまり、10の銀行にそれぞれ300万円ずつ預けている人(合計3,000万円)と、1つの銀行に3,000万円預けている人を同じ様に扱うことができるようにもなります。
マイナンバー制度について、政府は平成29年に預金口座へマイナンバーを適用する改正案を決定しました。実施された場合、新規に口座を開設する際は、開設時にマイナンバーを届け出ることになり、既存についてもマイナンバーを登録するようにするものです。当面、登録は任意で強制力はないのですが、将来的には義務化も検討するとされています。
3日の衆院本会議で成立した改正マイナンバー法では、平成30年から銀行などの預金口座にも任意で番号を適用することができるようになった。政府が国民の資産を正確に把握することで脱税や生活保護の不正受給を防ぐ狙いがあるが、一方でさらなる個人情報の流出や国の監視強化を懸念する声も上がっている。対象となる個人口座数は今年3月末時点で約8億口座に上る。
主婦のお小遣い稼ぎの在宅ワークでの収入も、監視しようと思えばされてしまう。
マイナンバー制にすると、少しの収入でも簡単にばれて、地方税と国民健康保健代がたくさん取れます。
専業主婦の方の場合、年間38万円(年収入103万円)以下の所得ならば確定申告をしなくてもOKです。逆を言えば、年間38万円(年収入103万円)を超えると、主婦でも確定申告が必要となります。
日頃からお小遣いサイトで交換した金額等はきちっと管理する習慣をつけましょう。
「マイナンバー制度なんて私には関係ないよねー」なんて思っていたら痛い目に合うかもしれません。きちんと対策をしていれば全く問題ありませんので、確定申告の際は住民税を自分で納付したり、会社員で年に副業で20万以上稼いでいる場合はきちんと確定申告をしたりしておけばいいんです。
主婦の方が家事の合間に副業している場合も多く、こちらもお小遣い稼ぎや、主婦ならではのシビアな考えで家計の足しにしたり子供の学費に充てたりしています。主婦の方は努力家なので、案外コツコツ副業している方は多いです。確定申告をせず収入ばかりに気を取られていると、それは犯罪の域に達してしまいます。
特に何となくネットで副収入を得ている方、気を付けて下さいね。
マイナンバー制度によって銀行口座とマイナンバーが紐づけされると、
収入が監視されることになります。
主婦の方で在宅ワークされている人は38万円を頭に入れておきましょう。
38万円を超えると確定申告しなければならず、確定申告しないでいると「脱税」ということになります。
悪質度によりますが、追徴課税も課せられるようです。
収入が監視されることになります。
主婦の方で在宅ワークされている人は38万円を頭に入れておきましょう。
38万円を超えると確定申告しなければならず、確定申告しないでいると「脱税」ということになります。
悪質度によりますが、追徴課税も課せられるようです。
38万円・・・必要経費を除いた金額です。
在宅ワークする上で必要な経費を収入から引いた金額が38万円以下なら確定申告の必要はありません。
via subaru-juku.com
年間プロバイダー・光回線代:54000円
合計54,000円を経費にするつもりです。なので経費を乗せて年間43万円程度稼ぐ事が出来ます。
所得(38万円)=収入(43万)-経費(54,000円)
この38万円は収入そのものを指すのではなく、経費を引いた残りの金額のことをいいます。たとえば一年間にアフィリエイトで39万円稼いだとしましょう。さらにホームページのサーバー代を年間で3万円支払ったとします。サーバー代はアフィリエイトをやるために必要な経費なので差し引きます。すると39万円-3万円=36万円になります。たとえ収入が39万円でも経費を差し引くと36万円の所得になるので、この場合の確定申告は不要になります。