ICカードリーダは会社に必要なの?

マイナンバーカードを便利に利用するにあたってはICカードリーダがあったほうが良いですが、会社にこの機器は必要なのでしょうか?

ICカードリーダとは?

ICカードリーダはカードに入っている情報を読むための機器です。タイプは3種類ありますが、いずれもパソコンなどに接続して使えるので持っていると便利です。家電量販店やインターネットサイトでも販売していますし、1台あたりの価格も1000円から2000円程度なので、一台くらいは持っていてもいいのかもしれませんね。
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ICカードリーダライタは、ICカードに格納された情報を読むための機器です。「接触型ICカードリーダライタ」「非接触型ICカードリーダライタ」「共用型ICカードリーダライタ」の3タイプがありパソコンに接続して使えます。
公的個人認証を使ったオンライン手続をご自宅で行う場合には、以下のご準備が必要です。

・「利用者クライアントソフト」※及びICカードリーダライタのドライバをインストールしたパソコン
・ICカードリーダライタ(ICカード読み取り機)

マイナポータルを利用

政府が用意したマイナポータルというサイトでは、ログイン状況などから自分の個人番号が使用されたかどうかが分かるようになっています。ですから従業員にも何か不審な点があれば、ログインして調べてみることを勧めたほうがいいでしょう。
それ以外にも行政の手続きや情報に関してのサービスも期待できるそうですから、従業員が公的な書類などのために、一時的に会社を休まねばならないということもなくなるかもしれません。
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パソコンやスマートフォンなどを使って、カードリーダーなどで個人番号カードの情報を読み取り、パスワードを入力することで利用できます。

元々、自分の情報が、自分の知らないところで勝手にやり取りがされるのではないか、という心配を解消するために作られたサービスで、国や自治体などの行政機関が、いつマイナンバーの手続で個人情報をやりとりしたのか、履歴を閲覧できるようになります。また、自治体などが保有する自分の個人情報を確認することもできます。

また、マイナンバーポータルにログインする際にも、マイナンバーと暗証番号を入力すればマイナンバーポータルにログインできるという仕組みではなく、マイナンバーカードに埋め込まれたICチップの情報をカードリーダーで読み込んだうえで、暗証番号を入力するという方式を取ります
マイナポータルはパソコンから利用するサービスを予定していますが、パソコンを持っていない場合でも利用できるように、公的機関の端末からアクセスできるようにすることも検討しています。どのような年齢層であったとしても使いやすいシステムであることや、身体的なハンディを考慮して代理人でも利用できるシステムを検討するようにと、番号法附則第6条第5項で定められています

スマホで個人カード番号を認識?

将来的にはICカードリーダがなくても、スマホでカードの情報が読み取れるようになるようです。スマホの機能の進化は相変わらず凄いですね。
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電子証明書は確定申告の電子申告などで利用されているもので、「ICカードリーダ」という機器をパソコンにつないでICカード(個人番号カード)の情報を認識させる必要があります。
一度準備をしてしまえば簡単なのですが、導入するまでがやや面倒です。
そこで、ICカードリーダの代わりに「スマホ」が注目されています。
スマホで個人の「個人番号カード」の内容を読み取り、認識できればICカードリーダは不要になります
ICカードリーダは家電量販店で1000円位で購入できます。ですが今、ICカードリーダの代わりにスマホが注目されています。
スマホで個人番号カードの内容を読み取るというものです。スマホで個人カード番号を認識しできればICカードリーダは不要になります。
将来は印鑑証明書の手続きにも利用される予定です。
今回は以上です。一通り調べてみましたが、ICカードリーダは会社にあってもなくてもどちらでもよさそうですね。