ITベンダー以外にもある!マイナンバー制度で起こる大きなビジネスチャンスとは?

ITベンダー会社各社から、企業向けのマイナンバー対策サービスや製品が次々に発表されています。しかし、このビジネスチャンスはITベンダー以外にもあるってご存知ですか?今回はこのことに関する記事を紹介します。

制度の民間活用には3つの側面

政府はマイナンバーの使い道を広げ、使い勝手を高めることで、制度の普及・定着を強力に推し進めようとしている。6月30日に閣議決定された「日本再興戦略」改定版でも、「安全・安心を前提としたマイナンバー制度の活用」として、次の6項目を挙げている。
(1)マイナンバー利活用範囲の拡大
(2)個人番号カードの普及・利活用の促進
(3)個人番号カードによる公的資格確認
(4)マイナポータルを活用したワンストップサービスの提供
(5)個人番号カード及び法人番号を活用した官民の政府調達事務の効率化
(6)年金・税分野での利便性の高い電子行政サービスの提供・年金保険料の徴収強化・行政効率化
このうち、民間でのビジネス活用に言及しているのが、「(2)個人番号カードの普及・利活用の促進」と「(4)マイナポータルを活用したワンストップサービスの提供」の項目である。政府には、これらの分野で民間での利活用を促し、利用者にとっての利便性を高めることで、制度の普及・定着を加速させる狙いがある。
制度設計の段階から、マイナンバー制度の民間活用は、3つの側面で議論されてきた。一つはマイナンバーそのものの利用、次が個人番号カードの利用、残りがマイナポータルの利用である。日本再興戦略に盛り込まれた(2)と(4)は、後の2つに相当している。
(2)の「個人番号カードの普及・利活用の促進」は、否応なしにマイナンバー通知が全国民に行われることから間違いないと思えます。

(4)の「マイナポータルを活用したワンストップサービスの提供」は、まだ始まっていないため期待されていることの一つです。

 (23638)

規制緩和で民間利用が可能になると、チャンスは広がる!

民間企業がビジネスに利用してもいいんですか?

「現段階では難しいです。実はマイナンバー制度は、情報漏えいに対し罰則規定もあるほど、利用に関して法で厳しく定められているんです。しかし今後、規制緩和で民間利用ができるようになれば、金融や広告、配送の分野で革新的なことが起こり得ます。実際、アメリカや韓国などでは、そういった事例があるんですよ

日本はアメリカの真似をよくするので、規制緩和が実現する可能性は大でしょう!
 (23643)

公的個人認証をビジネスで活用するには?

個人番号カードには電子証明書が格納され、この証明書を使った公的個人認証サービスは民間企業にも開放される。これまで保険証や免許証を提示して行っていた本人確認も、個人番号カードを提示すれば済み、またネット上で電子証明書を使うこともできる。ネットショッピングをはじめ、さまざまな利用シーンが考えられるし、民間企業にとってビジネスチャンスがあるだろう。公的個人認証をビジネスで活用する場合、総務大臣の認定が必要であり、早ければ3月中にも認定の基準が公表されると聞いている。
ネットショッピングで利用可能になることは、民間企業にとってかなり大きなチャンスになるでしょう!
 (23647)

すでに始まっているマイナンバー用撮影サービス! 企業に出張も?

「実は、個人番号カードの申請は、スマートフォンなどで『自撮り』した写真も使用できる。だが、顔の角度や背景の色など細かな規定があり、撮影に慣れていない人には難しい。そこで、規定に沿ってかつ印象のよい顔写真を提供するサービスを始めた。カードは5~10年間、身分証明書として使用できるので、プロの撮影した顔写真で申請することを提案したい」と話すのは、創業86年を迎えた同写真館店主の伊與田彰さん。

品川区近郊の企業などへの出張も受け付けている。

いち早くチャンスをものにした高齢ではないでしょうか?

写真は10年間も使われるので、やはり写真写りの良いものを人は欲しがるはずです。

プロに撮って貰えば、納得の一枚が手に入るでしょう。

 (23655)

政府の発表では?

更なるメリットが期待できる以下の分野へのマイナンバー利用範囲の拡大等を検討

1戸籍事務、2旅券事務、3預貯金付番、4医療・介護・健康情報の管理・連携、5自動車登録事務

「利用範囲の拡大等を検討 」とありますが、上記全てが実現されなくても拡大することはほぼ間違いありません。

今後の政府の動向に注目しましょう!

 (23663)

あなたにオススメのコンテンツ



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする