マイナンバーはどうして12桁なのか≪マイナンバーにまつわる数字の疑問≫

マイナンバーの桁数や番号には由来があります。知らなくても問題ないけど、何となく知っておきたいマイナンバーの「数字」の疑問にお答えします。

マイナンバーは何ケタか知っていますか?マイナンバーの作成方法は?すぐに番号を使い切ってしまう心配はないの?・・・等、数字にまつわるマイナンバーの数字に関する疑問を紹介していきます。

マイナンバーは12桁

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Q2-4-1 マイナンバー(個人番号)は何桁ですか?また、マイナンバーにはアルファベットも含まれますか?

A2-4-1 マイナンバーは、数字のみで構成される12桁の番号になります。(2014年6月回答)

個人番号12桁の途中にハイフン(-)やコンマ(,)を置く決まりはない。個人番号カードでは「1234 5678 9012」のように4桁ごとにスペースを挟んで印刷されている。また、申告書類の記入枠でも4桁ごとに区切られている。
さらに知っておくべき点は、これらの番号に、チェックデジット(check digit)というものが一桁に設けられていることです。このチェックデジットとは、何でしょうか?これは、「検査用数字」と言って、大きな問題が生じる前に訂正できるよう設けられている数字です。

行政の作業は、コンピューターの助けを大いに得て、効率的に行われているのですが、やはりミスが生じます。人間が関わっているため、間違えが起きるわけですね。しかし、このチェックデジットによって、気をつければ防げた「入力ミス・書き間違え」があっても、見つけることができるようになります。

他の番号と区別はつくの?

これに対して住民票コードは11桁、法人番号は13桁であるので、桁数によって個人番号、住民票コード、法人番号を区別することができる。
桁数でどの行政番号か判断できるようになっています。

どうやってマイナンバーを割り振っているの?

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この数字、無作為に選ばれる訳ではありません。住基ネットで使用されている住民票コードが基になっています。とはいえ、マイナンバーと住民票コードがまったく同じ数字になることはありません。

個人番号とすべき番号の要件

1.住民票コードを変換して得られるものであること。
2.前号の住民票コードを復元することのできる規則性を備えるものでないこと。
3.他のいずれかの個人番号を構成する検査用数字以外の11桁の番号とも異なること。
つまり、住民票コードを復元不可能な何らかの方法で変換した11桁の数字に、検査用数字1桁が加えられた12桁の数字がマイナンバー(個人番号)となります。検査用数字とは、数字の入力間違いなどを防止するため、検査用数字の前11桁の数字を規定の計算式で計算した結果、算出された数字のことです。

12桁で何通りのパターンが作成できるの?

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12桁で表現できる組み合わせは、

000,000,000,000 ~ 999,999,999,999

つまり0から9999億9999万9999だ。つまり、1兆通り。

数字としては大きな数字だが、日本人の人口が1億だから、その数字の10000倍だ。

「0」から始まる場合がある

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なぜ知りたいのでしょうか?それは、エクセルで入力した際、最初の数字(一番左の数字)が0だと、コンピューターは「この数字は存在しない」と認識してしまうので、この状態はありえないと考えられるからです。

では、実際にはどうなのでしょうか?答えから言うと、「一番初めの数字が0になる可能性がある」です。

法人番号に関しては、「0はない」が答えです。「算出される1~9までの整数」とあるので、個人番号と、異なることがわかります。ですから、「個人番号」に関してのみ、最初の番号(番号の一番左の数字)は0で始まるものがある、ということです。

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