マイナンバー制度は様々な利点を私たちにもたらしてくれます。しかし、それを悪用しようとしている人がたくさんいるんです。皆さんも是非気を付けましょう。
マイナンバーは正しく使おう。
マイナンバーは、一生使うものです。番号が漏えいし、不正に使われるおそれがある場合を除き、一生変更されませんので、大切にしてください。
マイナンバーは一生変更できません。そのため、もし悪用されることがあったなら面倒なことになってしまいます。また、気付かずに永遠に悪用され続けるなんてことも起こりかねないのです。
マイナンバーを使った犯罪に気を付けよう。
マイナンバーを利用した犯罪に気をつけるといわれても、一体どのように注意し気をつけるべきなのか。何だか頭に浮かばない皆さんも多いのではないでしょうか。そんな皆さんのために、マイナンバーを利用した犯罪にはどのような例があるのかを確認していきましょう。
マイナンバーを利用した犯罪例
① マイナンバーが個人情報の不正な名寄せに利用され、個人情報の不正売買が行われてしまう。(結果的に電話、DM、電子メールなどによる不正な本人アクセスが行われる。)
② 他人のマイナンバーを使用したなりすましにより、不正な行政手続きが行われてしまう。
③ 将来、マイナンバーを本人確認に利用する民間事業者とのやり取りが、不正に行われてしまう。(民間利用の詳細は未定)
④ 2017年以降、マイナンバーカード内の認証情報などを用いて、マイナポータルに不正ログインされ、より多くの個人情報が盗難されてしまう。(マイナポータルの詳細は未定)
まずは、マイナンバーを利用した犯罪を頭に叩き込むことです。
様々な悪用法がありますが、とりあえずは、マイナンバーを他人に貸したり簡単に見せびらかしたりするとこのような犯罪に巻き込まれるということは覚えておきましょう。
様々な悪用法がありますが、とりあえずは、マイナンバーを他人に貸したり簡単に見せびらかしたりするとこのような犯罪に巻き込まれるということは覚えておきましょう。
マイナンバーは政府から通知されます。
マイナンバー法が5日施行されましたが、都内で今月に入ってマイナンバーに関連した不審な電話の通報が2件あり、警視庁が注意を呼びかけています。
警視庁犯罪抑止対策本部によりますと、今月2日、東京・大田区の60代の女性の自宅に、男から「マイナンバーのセキュリティに70万円かかる」と現金を要求する不審な電話があったということです。
マイナンバー制度が導入される前に起こる、このような詐欺まがいの犯罪にも気を付けなければいけません。
政府は、電話などで個人情報や金銭を要求してきません。不審な電話があったならば、すぐさま警察へ連絡してください。
政府は、電話などで個人情報や金銭を要求してきません。不審な電話があったならば、すぐさま警察へ連絡してください。
でも大丈夫。政府もしっかり管理をしています。
情報の管理にあたっては、今まで各機関で管理していた個人情報は引き続き当該機関で管理してもらい、必要な情報を必要な時だけやりとりする「分散管理」の仕組みを採用しています。マイナンバー(個人番号)をもとに特定の機関に共通のデータベースを構築することはなく、そこから個人情報がまとめて漏れるようなこともありません
マイナンバーでは、制度・システムの両面からさまざまな安全管理対策を講じます。加えて、マイナンバーの取扱いに関する監視監督は、第三者委員会である特定個人情報保護委員会が行います。故意にマイナンバー付きの個人情報ファイルを提供した場合などには厳しい罰則も適用されます。
ここまでマイナンバーの犯罪事例について説明してきましたが、安心してください。
政府だってしっかりマイナンバーは管理しています。犯罪を行ったものには厳重な罰も課せられますし、個人情報もそう簡単にもれることはありません。
政府だってしっかりマイナンバーは管理しています。犯罪を行ったものには厳重な罰も課せられますし、個人情報もそう簡単にもれることはありません。
しかし、いざという時のためにマイナンバーについて私たちが勉強しておくということが大事です。ただ政府に支給されているから利用するんではなく、しっかりとマイナンバーについての理解を深めることが、一番の犯罪防止になるのです。