中小企業でも使えそうなマイナンバー管理サービス⑦

中小企業の多くがマイナンバー関連業務を外部委託することになると思います。そこで今回は中小企業でも利用できそうなセコムとJBSのマイナンバー管理サービスを紹介してみます。

セコムあんしんマイナンバーサービスとは?

セコムあんしんマイナンバーサービスは収集から廃棄まで、マイナンバー関連業務をトータルにサポートしてくれるサービスです。さすがにセキュリティ事業をしているだけあって、重要情報管理のノウハウは優れているようですね。バックアップ、生体認証、監視カメラ、管理記録など色々な面で、確かに安心できると思います。
中小企業向けは100名までのセコムマイナンバーお預かりパックのようです。初期料金が50,000円(税別)で、月額料金10,000円(税別)となっていますね。通常サービスとの違いは従量課金が無い点ですが、サービスの内容は変らないようですね。
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個人事業主のマイナンバーもおまかせください!
家主、地主、個人オーナー、個人講師、弁護士など、支払調書作成が必要な個人事業主からのマイナンバー収集・保管・管理も承ります。セコムあんしんマイナンバーサービスは、「従業員」も「従業員以外」もトータルにサポートします。
 本サービスは、民間事業者の社員などのマイナンバーをセコムが安全に収集・保管し、必要なときにセキュリティを維持した状態で提供するというもの。マイナンバーの取り扱いに関するコンサルティング(オプション)、収集支援、特定個人情報の保管&安全使用、法定調書の保管を一括してセコムが支援していく。
セコムは1日、企業のマイナンバー対応支援において地方銀行57行と業務提携を行うことを発表した。
 同社のマイナンバーサービスは顧客にマイナンバーを取り扱う専用webサイトを提供し、マイナンバーの収集からセキュアデータセンターでの管理運用までをトータルでサポートするサービスとなっている。

JBSのマイナンバー収集代行・管理サービス

JBSマイナンバー収集代行・管理サービスは収集時にスマホのカメラが使えるのがいいですね。もちろん紙でもOKみたいで使い勝手はよさそうです。セキュリティ機能も高いので、支払調書などを作成するときに外部とデータ受け渡しが安全にできます。管理システムは国際基準のMicrosoft Azure上で行われ、その点も信頼度が高いです。
価格に関しては少し細かくなっているので、HPや引用先で確認してみてください。もちろん中所企業でも使えると思いますよ。
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Point 3 多様な収集方法を提供+外部委託も想定した安全対策!

お客さまの二ーズに合わせた多様な収集方法をご提供します(いずれも正確性を担保)。システムからCSV出力されるマイナンバーデータは専用鍵で暗号化されるため、支払調書等の作成を外部委託する際も安全にデータの受け渡しができます。

価格(以下、すべて税別)は、初期費用が5万円~10万円、月額サービス利用料が10万円。収集・保管の価格は、1単位(従業員+扶養家族)あたり、スマートフォンなどによる収集が600円、紙媒体による収集が900円で、保管は年額300円。なお、紙媒体による収集の場合、受け渡し方法により別途郵送料などが必要になる。
日本ビジネスシステムズ(JBS)は2日、マイクロソフト(MS)のクラウドサービスにJBS独自の製品やサービスを組み合わせた「JBSクラウドソリューションサービス」の提供を開始。第一弾として、「Ambient Officeデバイス管理サービスwith Intune」ならびに「Ambient Officeスターターパックfor Project Online」という2つのクラウドサービスを発表した。

委託先の適切な監督とは?

マイナンバー関連業務を外部に委託したからといって、責任まで全くなくなるというわけにはいかないようです。
個人番号関係事務又は個人番号利用事務の全部又は一部の委託をする者は、委託先において、番号法に基づき委託者自らが果たすべき安全管理措置と同等の措置が講じられるよう必要かつ適切な監督を行わなければならない。