マイナンバー実務検定のいろいろ

マイナンバー実務検定について調べてみました。

マイナンバー実務検定とは?

マイナンバー検定試験は、2016年1月からスタートするマイナンバー制度を正しく理解し、特定個人情報を保護することにより、大切なマイナンバーを適正に取り扱うことができるかどうかを判定される試験です。全日本情報学習振興協会が主催する試験で、民間資格とされています。
マイナンバー制度を良く理解し、特定個人情報を保護し、適正な取り扱いをするための必要知識を学ぶことにつながる検定試験
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3種類の検定レベル

実務検定1級・・・企業・官公庁の実務者レベル
実務検定2級・・・企業・官公庁の管理・指導者レベル
実務検定3級・・・業務に直接携わらない一般社会人レベル
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試験概要

試験内容

●1級(マークシート/120分)
 ①番号法の成立の経緯・背景、②番号法の概要、③個人番号・カードの管理、
 ④特定個人情報、⑤情報提供ネットワークシステム、
 ⑥地方公共団体・行政機関・独立行政法人等と番号法、⑦法人番号、⑧罰則、
 ⑨特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン、⑩関連法令等

●2級(マークシート/90分)
 ①番号法の成立の経緯・背景、②番号法の概要、③個人番号・カードの管理、
 ④特定個人情報、⑤情報提供ネットワークシステム、
 ⑥地方公共団体・行政機関・独立行政法人等と番号法、⑦法人番号、⑧罰則、
 ⑨関連法令等

●3級(マークシート/60分)
 ①番号法成立の経緯・背景、②番号法の概要、③個人と番号法、
 ④民間企業と番号法、⑤地方公共団体・行政機関・独立行政法人等と番号法、
 ⑥番号法のこれから、⑦罰則、
 ⑧特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン、⑨関連法令等

合格基準

●1級:80%以上の正当率で合格となります。
●2級:60問中、80%以上の正当率で合格となります。
●3級:50問中、70%以上の正当率で合格となります。

ちなみに検定料なのですが、
1級は10,000円(税抜)、2級は8,000円(税抜)、3級は6,000円(税抜)だそうです。
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合格メリットは?

証書とカード
  (1)合格証書と合格カードが交付されます
  合格の証である合格カードは出来るだけいつも携帯してほしいと思います。

ロゴの使用
  (2)合格者のみに認められたロゴを利用することができます
  マイナンバー検定試験に合格していることを証明するために、
  名刺などにロゴを印刷して合格者であることを、それとなくアピールすることができます。

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自己のプライバシーをしっかりと護ることができる

この制度を学ぶことで、自らのプライバシーについて、様々なリスクから防衛することができるようになると思われます。
すなわち、マイナンバー制度の下で、自らのナンバーがどのように利用されるかを監視していくことができるようになります。

学生は就活や面接でアピールすることができる

あなたが、入社前に自らマイナンバー検定試験などを取得していることは、面接や就職活動の際に、あなたがしっかりした学生であることをアピールする大きなポイントになります。
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受験者の声

マイナンバーを直接取り扱う個人番号関係事務実施者や管理者の方は、ガイドラインとQ&Aを読んでおいた方がいいと思います。
検定3級は「一般社会人レベル」とはいえ、安全管理措置や罰則までかなり細かく勉強が必要でした。
曖昧だった部分や疑問も今回検定を受けることで、調べたり確認できたのは、よい経験だったと思います。
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2016年から始まるマイナンバー。

理解を深める意味でも

受験してみてはいかがでしょうか?