マイナンバー制度がスタートして間もないですが、早くもマイナンバー関連の検定「マイナンバー実務検定」が始まっています。まだ取得者が多くないこの時期に所得してみてはいかがでしょう。
「マイナンバー実務検定」とはどんな検定か?
マイナンバー実務検定とは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく制度を理解、保護し、適正な取り扱いをするための知識を認定する検定試験です。
(マイナンバー実務検定1級(平成28年1月スタート予定)と個人情報保護士認定試験を取得することでマイナンバー管理士と認定されます。)
主催は「一般財団法人全日本情報学習振興協会」
一般財団法人全日本情報学習振興協会(ぜんにほん じょうほうがくしゅう しんこうきょうかい)は、情報関連の検定試験や講習会等を実施している法人。元文部科学省所轄。以下の検定試験を主催している。かつて日本情報教育検定協会が主催していた検定試験(パソコン技能検定等)も統合して、同財団が実施している[1]。
情報管理に関する知識を問う試験[編集]
情報セキュリティ管理士認定試験
情報セキュリティ初級認定試験
企業情報管理士認定試験
個人情報保護士認定試験
個人情報保護法検定
パソコン運用に必要な知識・技能を問う試験[編集]
パソコン検定 タイピング試験
パソコン検定 文書試験
パソコン検定 文書・表計算試験
パソコン技能検定ビジネス実務試験
パソコン技能検定II種試験
文書処理能力検定試験I種
パソコン基礎検定試験
パソコンインストラクター資格認定試験
パソコン速記検定試験
その他の試験[編集]
福祉情報技術コーディネーター認定試験(アシスティブテクノロジーコーディネーター試験)
出題範囲
マイナンバー検定試験 -マイナンバー制度・マイナンバー法を理解する-
受験要項
1級 : 10時00分~12時15分(120分)
2級 : 14時00分~15時45分(90分)
3級 : 10時00分~11時15分(60分)
■試験形態:マークシート方式
■問題数
1級 : 80問
2級 : 60問
3級 : 50問
■合格点
1級 : 80%以上
2級 : 80%以上
3級 : 70%以上
■受験料(税抜)
1級 : 10,000円
2級 : 8,000円
3級 : 6,000円
気になる難易度は?
1級、2級:★★☆☆☆(やや易しい)。
3級:★☆☆☆☆(やさしい)。3級の合格基準は70%以上の正答率ですが、1級、2級に関しては80%以上の正答率となっており、厳しめとなっています。そのため合格するためには取りこぼしのないようにしっかりと対策しておく必要があります。
マイナンバー管理士とは?
1.この度、全日本情報学習振興協会ではマイナンバー実務検定1級及び個人情報保護士合格者のうち、認定申請のあった有資格者に対して審査を行い、下記の条件を満たしている者についてマイナンバー管理士として認定することとなりました。【第1回の申請受付は、マイナンバー実務検定1級の合格証書をお届けする12月中旬に開始し、1月15日が締切となります】
申請資格マイナンバー実務検定1級合格及び個人情報保護士認定試験合格者(カード更新を行っていること)であること。
レポート提出出題テーマに関する1,200字程度のレポートを提出して頂きます。
申請費用2,000円(税抜)※審査料、認定証書・カード作成料、発送料を含む
所定の申込カートからお支払い下さい。2.マイナンバー管理士に認定されると、認定証書及び認定カードが交付され、認定ロゴのダウンロードが可能となります。
(1)認定証書と認定カード
下記の認定証と認定カードが交付されます。認定カードには2年間の有効期限が設定されており、2年毎に更新する必要があります。(2)認定された方はロゴを使用することができます。
マイナンバー管理士に認定されていることを証明します。名刺などにロゴを印刷して、個人情報及びマイナンバー制度について、高い知識を有していることをアピールすることができます。
セットで取得がお得?「個人情報保護士認定」
個人情報保護士認定試験とは、、個人情報保護法に従い、個人情報の概念、利用制限、情報の安全確保、リスク、保護対策などを体系的に理解し、実際の事業活動に支障なく管理・運営・活用を行なえる知識・能力を有するエキスパートを認定する資格です。
合格者の授与されている認定カードの有効期限は、2年間。更新するには、更新講習会もしくは、WEB上での更新テストに参加する必要があります。難易度は?:★★☆☆☆(やや易しい)。近年合格率は、34.3%ほど
まとめ:「マイナンバー実務検定」は受けるべきか?
検定合格者が会社に在籍しているということ自体が、会社に対する信頼度アップにもつながります。
また、マイナンバーのプロフェッショナルということを広くアピールしたい場合は、「個人情報保護士認定」をセットで取得し、【マイナンバー管理士】の認定を検討してもいいかもしれませんね。