マイナンバーをExcelなどのデータで保管する場合のメリットやデメリットなどを調べてみました。
マイナンバーを保管する
マイナンバーの保管方法としては「(1)書類」「(2)Excelなどのデータ」「(3)システム内に保管するデータ」など、様々な形で存在すると思われます。
Excelにて保管する際のポイント
暗号化ソフトを別途導入して確実に暗号化して保管する、あるいは最低限の施策としてパスワードをかけて保管することが重要です。
また、たとえ暗号化やパスワードをかけて保管することに加えて、保管(保存)する端末のセキュリティについても深く考慮する必要があります。
エクセルの表などパソコンソフトでマイナンバーの一覧表を作成した場合、それらをパソコンのデスクトップのような個人の領域には決して置かないようにする。アクセス者を限定した専用のフォルダーに保管し、ファイルのコピー(持ち出し)を禁止する。また、セキュリティソフトなどでUSBへのコピーを検知するようにしたい。
メリット
マイナンバーが必要な場合にすぐに見つかる(検索しやすい)収集の抜け漏れ、廃棄の要否などがひと目で分かる。
Excelが必要。
パスワードが分からないと利用できない。
デメリット
Excel形式などでPCに保管すればウイルス感染による情報流出や、内部関係者がのぞき見るリスクにさらされる。
パスワードを忘れると利用できなくなる。
Excelファイルを削除される可能性あり
ネットワークのセキュリティ強化が不可欠。パスワード設定等の厳格化が必要。パソコンの設置場所の工夫が必要。
Excelファイル×データセキュリティサービスと組み合わせる
Excelファイルでマイナンバー情報の収集・保管・利用・廃棄を行い、データセキュリティサービスと組み合わせるだけで低コストで簡易にセキュリティ対策ができます。Excelにマイナンバー情報を入力し、自動暗号化設定をしたフォルダーへ保存。マイナンバー情報をCSVファイル形式で抽出・集約し、既存のシステムで利用できるようにします。これらのファイルは全て暗号化したままで扱うため、簡易にセキュリティを確保した運用が可能です。
どの方法にもメリット・デメリットは存在します。
貴重な個人情報ですので、
しっかり調べ、会社に合った方法を選んでください。