詐欺や関連事件のまとめ【マイナンバー】

早くもお金をだまし取られたケースが出ています。個人が注意すべき犯罪と、行政レベルの事件をまとめました。

個人レベルから行政レベルまで

個人を狙った犯行から、行政レベルでの悪行などを取り上げました。

まずは個人が気を付けるべき案件です。

フィッシング詐欺

フィッシング=釣り

フィッシング=釣り

マイナポータルは1年後をめどに実施されます。
現段階での個人情報やマイナンバーの入力は絶対に行わないでください。

電話を使ったマイナンバー詐欺

電話は詐欺

電話は詐欺

警視庁犯罪抑止対策本部によりますと、マイナンバー制度を巡る不審な電話が、今月2日から8日までに都内で11件確認されているということです。
このうち、東京・町田市の70代の女性の自宅には、8日午前、「最近、マイナンバーに便乗した詐欺があるので、注意が必要だ。あなたのキャッシュカードの情報を確認したい」などという電話があったということです。
これまでの不審な電話では、「マイナンバーのセキュリティー費用が必要だ」などとして現金を要求したり、市役所の統計課の職員を名乗り個人情報を聞き出そうとする電話もあったということです。
警視庁では、マイナンバーを聞き出す電話は詐欺であるとして、注意を呼びかけています。
▽「マイナンバーのセキュリティーに費用がかかる」として現金を要求する
▽マイナンバーを各家庭に配る配達員などを装って代金を請求する
▽名前やマイナンバーを貸してほしいという電話も典型的な詐欺の手口なので、絶対に他人に教えてはいけません。
消費者庁はマイナンバーについて電話や訪問で聞き出すことはありません。マイナンバーに関する電話があったら、必ず詐欺だと疑ってください。
どこからの電話であろうと、電話でマイナンバー関係の話が出た場合は警戒が必要です。
ここからは行政の問題について取り上げていきます。

厚労省職員の収賄事件

わいろ

わいろ

システム発注に関してワイロを受け取っていました。
余罪もあるかもしれませんね。
中安容疑者は高校卒業後の平成3年、国立病院の事務官として採用され、17年に係長として厚生労働省の本省に転任。19年以降は部署間を大きく異動することはなく、システムの導入や企画立案を担当した。医療分野のIT化の旗振り役として、政府の医療情報政策を主導してきた。

「情報を電子化することで将来の医療の質は間違いなく高まるはず」。雑誌のインタビューにもこう持論を展開した。大学の客員准教授を務めるほか、贈賄側のIT関連会社なども入っていた産官学による研究団体にも所属していた。

「マイナンバー汚職」として取り上げられています。
システム発注は企業でも頻繁に行われると考えられますが、違法にならないような取引をしてください。

誤って住民票にマイナンバーを記載

間違えた・・・

間違えた・・・

取手市で設定ミスが発覚したのは10月9日。利用者から「交付された住民票にマイナンバーが記載されているが大丈夫か」と指摘がありました。市には本庁舎と藤代庁舎に1台ずつ自動交付機があり、2台とも設定ミスがあることが判明。マイナンバーの通知が始まった5日に委託業者へ自動交付機の設定を変更してもらったのですが、住民票が正しく発行されるかの確認が不足していたそうです。
茨城県取手市が10月5日から9日まで、住民票自動交付機の設定ミスでマイナンバーを記載した住民票を69人分発行したことが分かりました。受け取った人にはすでに公共機関や勤務先の民間企業、その他民間企業へ提出した人もおり、市では住民票が第三者に渡っていないか調査しながら回収・差し替えに努めています。
行政側が誤ってマイナンバーを記載して発行してしまいました。
しばらくの間はこうした混乱が続きそうです。

まとめ

本格的な実施の前に、不祥事や事件が明るみに出ています。
更にマイナンバー制度を悪用した詐欺が横行しています。

一生を通じて同じ番号を使うことになりますので、一人一人が慎重な行動を取ることが必要ですね。

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