マイナンバーが人にばれると何が危ないの?

マイナンバー制度に関する報道を聞いていると、マイナンバーは絶対に秘密にするようにと何度も強調されています。では、マイナンバーが万が一漏洩したり盗まれるとどんな危険があるのでしょうか。

マイナンバーが人に知られると何が危ないの?

悪意を持った人間にあなたのマイナンバーが知られると
・住民票の異動
・印鑑登録
・婚姻届の提出
などの行政手続きを勝手に行われる可能性があります。
via http://マイナンバー.biz/
もしカードとパスワードが一緒に誰かの手に渡った場合、「マイポータル」にログインされてあなたの「あらゆる情報」を盗み見られる危険性が非常に高いです。所得や病歴など、非常にセンシティブな情報も見られてしまいますし、勝手に役所への手続き(例えば住民票の異動=引っ越し)をされてしまう危険性すらあります。
勝手にあなた名義の銀行口座やクレジットカード、携帯電話などの契約がされていたり、挙げ句の果てには、あなた名義の自動車が犯罪に使用されるなどの可能性もありますので、最悪の事も想定しながらマイナンバーを管理を行っていくことが必要だと思われます。
via http://マイナンバー.biz/
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マイナンバーだけ知られても、暗証番号が知られていなければ、情報を抜き取られることはない。
しかし、暗証番号も知られてしまえばそれで終わり。
やはり、しっかり管理する必要があるだろう。

すでにマイナンバー導入済みの国の被害実例

2012年から2013年にかけてクレジットカード3社から顧客の住民登録番号が流出するという事故がありました。流出させた当事者は、クレジットカード会社のシステム構築に携わっていたセキュリティ会社の社員です。この社員が住民登録番号を含む顧客の個人情報をUSBメモリーにコピーして持ち出し、ブローカーに売却、さらにそのブローカーがマーケティング会社などに売却したというものです。
これは韓国における実例
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個人情報が売買されることで広がる危険!
2015年5月には、社会保障番号などの個人情報を入手した何者かが、本人になりすまして確定申告を行った結果、1万3千人分もの税の還付金がだまし取られたという事件が明らかになりました。
これはアメリカにおける被害
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怖いのは「なりすまし」による被害。
アメリカでは被害がすでに深刻!
米国では、連邦取引委員会によると、なりすまし被害は2006年~2008年の3年間で1,170万人、損害額が毎年約5兆円と報告されています。
毎年5兆円の損害って!

マイナンバー漏洩以上に怖いのがマイナンバーカードの盗難!

マイナンバーカードの顔写真欄に偽の顔写真を貼り付けることにより、マイナンバーカードの信頼性を悪用して、本人になりすました不正な住民票の入手や書き換え、印鑑登録の変更、婚姻届や死亡届などの行政手続きが行われてしまう可能性もあります。

マイナンバーを悪用されないために!

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マイナンバーの暗証番号を忘れるのが不安でメモをする人がいると思います。
それを見えるとこに張るのは論外!
お財布に入れて持ち歩くのもダメです!
マイナンバーと暗証番号がばれると、色々問題が起きます。
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マイナンバーや暗証番号を写真に撮ってスマホに保存したり、パソコンに保存したりも危険です。
パソコンやスマホ内の情報を狙うウィルスにやられれば情報が盛大に漏洩します。
見られてもいいようにせめてQRコードにナンバー埋め込むとか発想しなかったのかな?

誰かも言ってたけど、財布無くしたら、拾った人に警察にも知られることになるよね。

このあたりからセキュリティも全く考慮されてないと思われる。

今までに財布を落として失くしたことがある人は、要注意です。
マイナンバーカードを落とすと厄介なので、紛失にも細心の注意を払いましょう。

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