マイナンバーカードのカードリーダー何使う?個人事業者にはソニーのPaSoRiがおすすめ!

マイナンバーカードのICチップを利用するために欠かせないのがカードリーダーです。マイナンバーカードをフルに利用しようとしている方はカードリーダーをどれにしようか迷っている方もいるかと思います。ソニーのPaSoRiであればマイナンバーカードにも対応しているためe-Taxで利用できるだけでなく、セキュリティ対策にも利用可能です。e-Taxを利用したり、マイナンバーのセキュリティを決めかねている方は是非PaSoRiをチェックしてみてください。

ソニーのPaSoRiとは?FeliCaなどにも使えるカードリーダー!

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PaSoRi(パソリ)は、ソニーが製造・販売しているパソコン用の非接触型ICカードリーダー/ライター。
パソコンから、FeliCa内蔵カードやおサイフケータイのデータを読み出したり、書き込むことができるシステムとしてFeliCaポートがある。PaSoRiはパソコンに外付けするタイプのFeliCaポートであり、パソコンにはUSBで接続する。PlayStation 3で使用することもできる。

PaSoRiでできることその1、マイナンバーでのe-Tax申請

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従来のe-Taxは住基カードを使われていたが、2016年以降は住民基本台帳カードの代わりにマイナンバーカードが使われる(従来の住基カードはマイナンバーカードと交換することになる)。その点、PaSoRiではいち早くマイナンバーカードを使ったe-Taxに対応しているため、来年以降も従来と同じようにe-Taxでの電子申請が可能になる。

e-Taxとは?電子的な国税手続きシステム!

e-Taxとは、以下のような国税に関する各種の手続について、インターネット等を利用して電子的に手続が行えるシステムです。これまでの書面による申告書等の持参又は送付による提出方法に加え、申告書等を電子データの形式でインターネットを通じて送信するという、新たな提出方法の選択肢を利用者等に提供するものです。

マイナンバーカードでe-Taxの手続きができるようになります!

個人番号(マイナンバー)カードには、電子証明書が標準で搭載されていますので、これを使ってe-taxに利用することができます。
個人番号カードは住民基本台帳カードと同様、顔写真のついたカードであり、本人確認を1枚で行うことができます。
 身分証明書としても使用できるほか、搭載されているICチップを利用して図書館カードや印鑑登録証など地方公共団体が定めるサービスに利用でき、 e-Taxなどの税の電子申請等が行える電子証明書も標準搭載されます。申請すれば、無料で交付されます。
e-Taxを使えば自宅からインターネットで納税することができますが、その際にはマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用するのが便利です。しかしマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用するにはカードリーダーが必要になります。

PaSoRiでできることその2、ICカードでのセキュリティ強化!

こうしたマイナンバーを企業が扱う際、PaSoRiは大きく2つの価値を提供できるという。1つ目はマイナンバー対策として、企業でのセキュリティを強化するツールとしての位置づけだ。「今後、企業は従業員のマイナンバーを取り扱うため、社内のセキュリティ対策を強化する必要があります。このセキュリティ対策の一環として、ICカードを用いたアクセス管理の推奨が実際に例示されています」と小西氏は語る。
PaSoRiは企業のセキュリティ強化にも有用で、ICカードを用いたパソコンなどへのアクセス制限などに利用することができます。

マイナンバーを取り扱う社員は明確にしなければいけません!

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組織的安全措置とは、組織全体で取り組まなければいけない管理対策のことです。具体的には、個人情報の管理体制を整えることが挙げられます。

まずは、マイナンバーを取り扱う担当者を明確にすること。そして、それ以外の従業員が関わることのできないような仕組みをあらかじめ作っておくことが求められます。

企業は従業員のマイナンバーが漏洩しないように取り扱う社員を明確化し、情報へのアクセスを管理しなければいけません。

アクセス管理セキュリティにはICカードを使う方法も!

近年、アクセス管理や乗車券、電子マネーなど、様々な分野で非接触ICが注目されています。入退室管理において高度なセキュリティ性を容易に実現し、カードを接触させない構造で磨耗や破損の心配がなく耐久性にも優れています。
アクセス管理にICカードを利用するのも一つの方法です。そしてカードリーダーの候補としてPaSoRiが便利なので是非チェックしてみてください。