マイナンバーは金庫で確実に保管しよう。

マイナンバー制度が施行されますが、企業はこれから個人の情報を厳密に保持しなければなりません。厳重に保管できる金庫にはどのような種類があるのでしょうか。

マイナンバー制度とは

マイナンバーは、住民票を有する全ての方に1人1つの番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものです。
マイナンバーは、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平かつ公正な社会を実現する社会基盤であり、期待される効果としては、大きく3つあげられます。
日本の社会基盤から無駄をなくし、社会をもっと平等にするための制度です。
・行政機関や地方公共団体などで、様々な情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。複数の業務の間での連携が進み、作業の重複などの無駄が削減されます。
・添付書類の削減など、行政手続が簡素化され、国民の負担が軽減されます。 また、行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関から様々なサービスのお知らせを受け取ることができます。
・所得や他の行政サービスの受給状況を把握しやすくなるため、負担を不当に免れることや給付を不正に受けることを防止するとともに、本当に困っている方にきめ細かな支援を行うことができます。
このように大きく3つのメリットがあります。私たちの生活において非常に重要な制度です。

マイナンバーを守るための金庫には多様な種類がある。

・耐火金庫
日本で一番普及している金庫。 一般的にホームセンターなどで売られているのがこのタイプです。 火災から地震などの衝撃まであらゆるケースの火災を想定して作られています。
・防盗金庫
盗難から収納物を守る為に作られた金庫。 扉の厚みや構造、鍵の丈夫さなど耐火金庫とは全く異なる構造となっています。 扉を支える蝶番が頑丈、扉を固定するかんぬきが太く本数も多い、などかなり耐火金庫と違いがあります。
・メディア用耐火金庫
磁気メディアは60℃前後でデータが破壊されはじめます。 火災の際に庫内温度52℃以下、湿度80%以下に抑えて記録メディアを守る金庫です。
どんな金庫で保管するか参考にしてみてください。

金庫選びのポイント

店舗やオフィスなどからの業務用金庫の持ち去りや、こじ開けといった盗難事件が増加しつつあります。
これらの犯行はわずか数分の間に行われることが特徴で、警報装置が作動し警備員が駆け付けた時には時すでに遅しで、既に金庫ごと持ち去られた後だったり、犯人が姿を消してしまっているケースもあります。
重要なものが保管してある業務用金庫をこのような悪質な犯行から守るためには、正しい業務用金庫の選び方を知ることが必要です。
金庫選びのポイントは、保管する物にあった金庫を選ぶことです。
金庫に保管するだけでなく、その後の管理面を考えた金庫選びが重要です。

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