マイナンバー管理に対応、クラウドサービス・会計ソフト。

マイナンバー制度が始まり、各企業も対応に追われていることと思います。それに伴いマイナンバーの管理等にも対応したクラウドサービスや会計ソフトが利用開始されました。どんなシステムがあるのかをまとめてみましょう。

マイナンバーへの対応

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各企業とも、マイナンバー制度が開始され従業員へのマイナンバー提出等も視野に入れながら管理システムをどうすべきかということで動いていると思います。
そんななかIT企業、またソフトメーカーからマイナンバーに対応したサービスが始まっています。
今までクラウドなど使用したことが無い企業も視野に入れるきっかけになるかも知れません。
・1)社員の大切な個人情報ですから、マイナンバーを扱う上で、社内のルール(基本方針や取り扱いなど)をつくりましょう。

・2)社内の各課でマイナンバーを受け入れる為に「給与」「会計」「人事」など、関連性の高い部署は、事前にマイナンバーに対応した開発や改修を行う必要があります。

・3)マイナンバーを取り扱う上でセキュリティー強化は必須です。安全管理上、取扱責任者は、情報漏洩防止策の検討や、組織づくりや、社内の情報アクセスを見直し制御するように管理体制を整えましょう。

・4)マイナンバーを取り扱う部署として有力な経理部門においては、取り扱いについて従業員の教育を行う必要があります。制度の認知や、情報管理の面でも、マイナンバー取り扱い研修などを行い徹底的に安全管理につとめましょう。

安全管理措置の「組織的な措置」や「人的な措置」等が重要な対策になるといえます。従業員への教育等は一度やればいいというものではなく、何度でも実施するべきです。また、誤操作やヒューマンエラーは起こりうるという前提で、情報の暗号化等の「技術的な措置」も必要になります。

一方、盗難や不正アクセス、不正な情報持ち出し等は原因の割合としては低いですが、ひとたび漏えいした場合の件数・影響は甚大になるケースが多いので、これらの対策も非常に重要です。これらの原因に対しては安全管理措置の「技術的な措置」や「物理的な措置」等が重要になります。

各所ではやはり、安全措置であったり経理部門であったりの対応をしっかりしなければ、と言われています。
これから今行われているサービスを比較してみましょう。

各メーカーのクラウドサービス

まずはセキュリティ監視サービスから、外部からのサイバー攻撃にも対応しているクラウドソリューションを見てみましょう。

NEC Cloud IaaSの3つの特長: NEC Cloud IaaS(STD/HA): クラウド | NEC

6,700~
基幹システムを「所有」から「利用」へ。NEC自身の『経営システム改革』実践ノウハウを下に、お客様の基幹システムを全体最適化。「持たざるIT」の実現により、企業コスト削減を強力にサポートします。
セキュリティサービスにおいては、外部攻撃と内部不正の両方のリスクに対応。外部攻撃対策については、インターネットからの攻撃などを検知する「サイバー攻撃対策サービス」、インシデントなどの情報を専門要員が監視・通報する「セキュリティ監視サービス」を用意。一方、内部不正対策については、特定サーバへアクセスした作業者や時間、作業内容などの情報を管理し、情報漏えいなどの検知や早期対策を実現する「ID&アクセス管理サービス」を提供。

みずほ情報総研:マイナンバー管理サービス「マイナBANK」のご案内

100,000~
みずほ情報総研からのお知らせを掲載しています。

マイナBANKはマイナンバーを安全管理し、マイナンバーの運用に必要となる「収集」「保管」「利用」「廃棄」の一連の業務をサポートします。
安全管理措置で求められる対応レベルをクリアできるセキュリティーでマイナンバーをしっかりガード!

2016年1月から開始されるマイナンバー制度。
民間企業では、源泉徴収票や支払調書などの行政手続きでマイナンバーが必要となります。
そのために従業員とその家族・パート・アルバイトや取引先などから幅広く収集するマイナンバーには、情報漏えいの防止義務や、保管義務が発生します。

「マイナンバー管理 freee (フリー)」| クラウドでマイナンバーを管理

980~
マイナンバー対策は万全ですか?中小企業のマイナンバー管理なら、freee (フリー)。低コストで導入でき、マイナンバーの収集から利用までがクラウド上で完結します。今すぐ無料で登録。
マイナンバー制度への対応は万全ですか?
中小企業のマイナンバーなら「マイナンバー管理 freee (フリー)」で。
低コストで導入でき、番号の収集から利用までクラウド上で完結します。
上記、NEC・みずほ情報総研はクラウドサービスでセキュリティ管理を行うサービスです。
どちらも管理サーバを置き、外部・内部からのサーバーへのアクセスを管理するシステムです。

そして、freeeは知る人ぞ知るコストパフォーマンスに長けた会計ソフトであり、
クラウドサービスでは980円という安価で使用できるといった内容です。
余りご存じない方も一見の価値ありですね。

会計ソフトメーカーのマイナンバー対応サービス

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企業ではなくてはならない会計ソフト。
各会計ソフトメーカーのマイナンバー対応についてをまとめていきましょう。

マイナンバー管理システム「MFクラウドマイナンバー」

980~
マイナンバー制度の対策はセキュリティ万全のマイナンバー収集・管理・廃棄が安全に対応できるシステム「MFクラウドマイナンバー」。中小企業の法人番号管理から税理士、社労士の皆様、個人事業主の方も含め多くの方にご利用いただけるサービスです。
MFクラウドマイナンバーはセキュリティ強化を最優先事項として開発された、
中小企業、個人事業主向けのマイナンバー管理システムです。
収集から廃棄まで全てクラウド上で完結して、管理をラクにします。
PCAシリーズの会計ならびに税務系システムでは、消費税...

via pca.jp

PCAのマイナンバー対応 | 会計ソフトはPCA

22,500~
PCAシリーズの会計ならびに税務系システムでは、消費税申告書や法人税(地方税)申告書などの申告関連帳票に法人番号を出力できるように対応予定です。納品書や請求書にも法人番号を出力する必要性を想定し、PCAシリーズの販売・仕入系システムにおいても法人番号が管理できるように対応予定です。

法人番号は、その利用範囲に制限がないことから、民間による利活用を促進することにより、番号を活用した新たな価値の創出が期待されています。

PCAでは「アクセス制御」「アクセス者の識別と認証」「外部からの不正アクセス防止」
「情報漏えい等の防止」の技術的安全管理措置を中心に機能強化を行います。
【MF】はマネーフォワードという会計ソフトメーカーであり、
セミナーなども活発に行われています。
まだまだ社内で周知が徹底されていない場合はそういったセミナーなどに参加しながら導入するということも大切です。

PCAも会計ソフトメーカーで、多彩なソフトの中から自社に合ったものを選ぶことが出来ます。

いかがでしたでしょうか。
まだまだ調べると沢山のメーカーがサービスを展開していますので、
ぜひともマイナンバー制度開始に伴い、会社規模、人員に合ったサービスを見つけてください。

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