その金庫で大丈夫?マイナンバー保管の注意点

実は金庫にも対応の範囲や寿命があることをご存知ですか!?今お使いの金庫が大丈夫か、確認をしてみてください!

マイナンバーの保護をしている!つもりでも…?

マイナンバー及び特定個人情報の漏えい、滅失又は毀損の防止その他の適切な管理のために、必要かつ適切な安全管理措置を講じなければなりません。また、従業者に対する必要かつ適切な監督も行わなければなりません。
安全管理措置ということで、会社内でセキュリティを強化する必要がある企業もあるでしょう。
特に中小企業の経営者の方で、まだ一部怪しいと思うところがあれば要注意です!

うちは金庫にしまっているから大丈夫!⇒本当に大丈夫ですか?

写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (38357)
企業が悩むポイントとなるのが、「物理的安全管理措置」です。マイナンバーが誰かに盗まれたり、勝手に見られたりすることがないよう、従業員や外部の者がなるべく通らない壁際や角などで業務を行い、セキュリティの高い金庫などに入れて保管すると良いでしょう。
多くの企業さんが金庫を普段から利用されていると思います!
しかし、その金庫は果たして万が一に備えることができるものでしょうか??
気泡コンクリートは耐熱性を備えています。さらに火災が起きると水分が気化し、その気化熱によって金庫の内部を冷却するという耐火性能も有しています。また、気化した蒸気は扉の隙間から噴出するように設計されていて、金庫内に炎や煙の侵入してくることも防ぎます。
これが、金庫が火と熱から収納物を守るための仕組みです。最近では磁気メディアなどパソコン関連のバックアップデータ等も収納できるよう、一般的な耐火金庫よりもっと耐火機能を高めた製品も登場しています。
つまり、火災などが起きた時にUSBメモリやCDのデータは守られないのです!
顧客データやマイナンバーの保管で利用している方、一度確認してみてください。
金庫は一度買ってしまえば半永久的に使えると考えがちですが、耐火材の発泡コンクリートに含まれる水分は自然蒸発するので、耐火性能は年とともに低下してしまいます。
金庫の有効期限は製造後20年が目安とされているので、古い金庫を持っている場合は、製造年月日をチェックしてみましょう。
金庫を昔からずっと使っていらっしゃる、老舗の方もいらっしゃると思います。
しかし、その金庫がもしかしたら防火性能が無くなっているかもしれませんよ?
耐火性能が問題ないか、事前に確認して対策を考えてみましょう!
マイナンバーを施錠管理していたとしても、鍵の管理者が曖昧であれば、安全な保管とはいえない。そのようなことがないよう、取扱者・責任者を明確化しよう。
また、今まで曖昧に担当者を決めていた場合も要注意です。
どんなタイミングで何が起こるかわかりませんので、会社内の不特定多数の方が金庫を見ることが出来る状態であれば、防犯体制を見直す必要があると思います!
問題が何か起こる前にきちんとひとつひとつ、しっかり確認していきましょう!

あなたにオススメのコンテンツ



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする