全国紙の新聞社各社と通信社が伝えている<マイナンバー>についてのニュースをまとめました。各社それぞれ取り上げるニュースは違うようです。
▼通知カード、「不達」のおそれも…マイナンバー
通知は届くのか…35市区で1割以上不達と予測
全国5200万世帯に郵送される共通番号(マイナンバー)の「通知カード」について、99の政令指定都市、特別区、中核市、県庁所在地のうち、3分の1に当たる35自治体で、1割以上が宛先に届かずに戻ってくると予測していることが、読売新聞の調査でわかった。2016年1月からは税や社会保障制度でマイナンバーの本格利用が始まるが、全住民への通知が間に合わない自治体も多く出そうだ。
出典| 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
国民一人一人に番号を割り振る「マイナンバー」制度が10月に始まります。私たちの社会保障や税の手続きが簡単になるほか、年金の不正受給などを防ぐ役割も期待されています。番号は住民票のある人に通知される予定で、政府や地方自治体は制度のPRに力を入れていますが、認知度はまだ低いようです。制度の中身や課題をまとめました。
▼マイナンバーに性別表記「LGBT配慮を」 NPO要望
性同一性障害者などが戸籍上の性別と外見との違いによる不利益を被らないよう要望書を提出!
制度が始まると、希望者に市区町村から「個人番号カード」が配布される仕組みで、カードの表には顔写真や氏名、住所のほか、性別が記されている。性同一性障害の安間優希代表(46)によると、性別を伝えずに非正規や派遣社員として働く人もおり、カードの情報を勤務先に伝える際、不都合が生じる可能性もあるという。このため「性別が分かると就労を続けることが困難になる人もいる」と話している。
出典|朝日新聞デジタル
来年1月に始まるマイナンバー(社会保障・税番号)について、名古屋市で性的少数者(LGBT)を支援するNPO法人「PROUD LIFE」(名古屋市)は14日、「プライバシーを保護するための対策をとる」…
▼マイナンバー:町内会などでも一括申請OK
住民登録をしている住所に世帯単位で簡易書留で届く。
国民一人一人に番号を割り振るマイナンバー制度で、総務省は17日、来年1月から希望者に交付する個人番号カード(マイナンバーカード)の申請が企業や学校のほか、町内会などでも一括でできるようにすると発表した。個人番号を記載した「通知カード」とマイナンバーカードの交付申請書は来月中旬〜11月末に全世帯に届く見通しだ。通知カードは10月5日時点で住民登録をしている住所に世帯単位で簡易書留で届く。小規模な自治体では10月中旬から届き始めるが、大都市は事務処理や印刷に時間を要するため、11月末までかかる可能性があるという。
出典| 毎日新聞
マイナンバーカードは氏名、住所、性別、生年月日と顔写真が付き、裏面に12ケタのマイナンバーが記され、公的な身分証明書として使用できる。
▼マイナンバーかたる不審電話に注意呼び掛け
via panasonic.jp
不審な電話や訪問に関する相談が少なくとも10件寄せられている
10月からの番号通知や制度の運用開始が近づくにつれ、相談数が増える可能性があるとみて、制度に便乗した電話や訪問はすぐ断るよう促した。センターによると、相談内容は「『制度が始まると手続きが面倒になるので、振込先の口座番号を教えて』と電話があった」(北関東の60代女性)、「男性から電話で『マイナンバーが届いて、みんな手続きをしている。早くしないと刑事問題になる』と言われた」(四国の70代男性)、「知らない業者から『マイナンバーを管理する』と電話があった」(南関東の60代男性)、「『制度導入で個人情報を調査中』と女性が来訪し、資産状況を聞かれた」
出典| 産経ニュース
国民生活センターは15日、マイナンバー制度をかたり、預金口座番号など個人情報を聞きだそうとする不審な電話や訪問に関する相談が少なくとも10件寄せられているとして注意を呼び掛けた。
▼身分証代わり使用できず マイナンバー通知カード
マイナンバー制度は来年1月に始まる。
政府は26日、マイナンバー制度の個人番号を10月以降に市町村が郵送で告知する「通知カード」を、金融機関などの窓口で身分証明書代わりに使えないようにすることを決めた。身分証として使えるのは、税の源泉徴収などマイナンバー関連の業務に目的を限定する。関係省庁に通知する。日本年金機構の大量の個人情報流出で、官公庁が管理するプライバシーを含む情報のセキュリティーに国民の関心が高まる中、情報の取り扱いをより厳しくする必要があると判断した。
出典|47NEWS
政府は26日、マイナンバー制度の個人番号を10月以降に市町村が郵送で告知する「通知カード」を、金融機関などの窓口で身分証明書代わりに使えないようにすることを決めた。