注意!電話で相手の不安を煽ってマイナンバーを聞きだそうとする手口が横行しています。
マイナンバー詐欺に注意
電話口などで「漏えい」「管理する」と言って不安を煽ってマイナンバーを聞きだそうとする詐欺が早くも横行しています。
どのような電話があったのか、詐欺の一例を紹介します。
マイナンバー制度に便乗した巧妙な手口が増加している。そこで、国民生活センターに寄せられた相談事例をもとに“マイナンバー詐欺要注意ワード”を紹介しよう。
「あなたのマイナンバーが漏洩しています!」
《事例》40代・女性
「あなたのマイナンバーが漏洩し、拡散している。このままではローンが組めなくなったり、クレジットカードが作れなくなったりする。このメールを嘘だと思って、無視したり、削除したりすると自動的にメールアドレスが公開される」という不審なメールが届いた。新しいマイナンバー交付のためのサイトアドレスも記載されていた。
「マイナンバー導入に伴い、個人情報を調査中!」
行政機関の職員を名乗る女性が来訪。「マイナンバーの導入に伴い、個人情報の調査中です」といって、家族構成、口座番号、年金、資産や保険の契約状況などを聞かれた。
「厚生労働省マイナンバー係の佐藤と申します。◯◯様でございますか?」
@hotaro5102 母「今手元にないので少し待ってください(マイナンバーの紙が入ってる場所へ向かう)」 俺「いやそれ詐欺ね電話切って!!」 結構真面目な話なので皆様お気をつけくださーい
— ホータロー (@hotaro5102) December 2, 2015
「マイナンバーの下3桁を教えていただけないでしょうか?」
今電話で 「こちら日本テレビの世界まる見えという番組のスタッフ何ですが、ある調査企画で、マイナンバーの下3桁を教えていただけないでしょうか?」 と言われたから、 俺「世界まる見えって日本テレビじゃないでしょ?」 って言ったら電話切られた。 今調べたら日本テレビだった。
— すばる (@721413) December 4, 2015
「あなたのマイナンバーが漏れている。取り消し料を払って」
山口県下松市で「あなたのマイナンバーが漏れている。警察が捜査中」との不審な電話があった。下関市でも「三つの所に名前が載っている」として流出したかのように脅す電話がかかってきた。いずれも市役所や警察への相談で未然に防いでいる。
「漏えい」という言葉に惑わされない事!
未遂に終わっているものの「あなたのマイナンバーが流出している。流出データを消去するにはお金が必要」として現金を振り込ませようとするパターンも複数あった。この手口は日本年金機構の流出便乗詐欺でもあったもので、詐欺の常套パターンとも言える。「個人情報流出」「データ漏えい」といった安全を脅かす言葉を使うので、高齢者が怖がって騙されてしまうようだ。
マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘および個人情報の取得にご注意ください。マイナンバー制度をかたった不審な電話、メール、手紙、訪問等には十分注意し、内容に応じて、相談窓口をご利用ください。