マイナンバーに関する様々な事件が起こっているのをご存知ですか・・・。
マイナンバー制度に便乗した事件が相次いでいる
国民一人一人に12桁の番号を割り当てる「税と社会保障の共通番号(マイナンバー)制度」導入に絡むシステム契約を受注できるよう便宜を図った見返りに、現金を受け取ったとして、警視庁捜査2課は13日、収賄容疑で、厚生労働省情報政策担当参事官室室長補佐、中安一幸容疑者(45)を逮捕した。捜査2課の調べによると、中安容疑者は平成23年秋、マイナンバー制度の導入に絡むシステムの契約を受注できるようIT関連業者に便宜を図った見返りとして、現金約100万円を受け取った疑いが持たれている。
「詐欺グループはマイナンバーを手に入れようと虎視眈々です。すでにネット上で確認されているのが『マイナンバー占い』。かつて流行した携帯電話占いのように、番号で占うといって個人情報を盗み出そうというもの。狙いは女子高生などの若者です。“素数”などのかっこいいマイナンバーはSNSで自慢しようなどと呼びかける、ノー天気な若者も多い。心配になります」
既にマイナンバー制度をかたる詐欺が横行しているようです。・マイナンバーを言わせ、犯罪だと恐喝し金銭を脅し取る。
・マイナンバーの調査だと個人情報を聞き出す。
・マイナンバーの代理店を名乗り、個人情報を聞き出す。
・マイナンバーのセキュリティのためだと金を請求。
・マイナンバーの手続きをしないと年金が貰えなくなると脅す。
・マイナンバーに関して訪問し、押印をさせる。など、様々な詐欺が発生しています。
マイナンバー詐欺の手口には3つある!
その1.劇場型のマイナンバー詐欺
劇場型:「マイナンバーが流出した。登録抹消のために現金を振り込め」
(新潟県新潟市 新潟県警8日発表)役所の職員を名乗る男から「あなたのマイナンバーが流出している。
登録を抹消するには第三者の名義を貸してもらう必要がある」と電話があった。
女性は教えられた番号に電話して名義貸しを依頼。
その後「名義貸しは犯罪になり、逮捕される」と電話があり、解決するための現金を要求された。
振り込みのために、銀行で340万円をおろそうとしたが、銀行員が詳しくたずねたことで未然に防ぐことができた。
その2.個人情報収集型=振り込め詐欺の事前調査の可能性大
個人情報収集:家族構成をたずねる不審電話
(警視庁8日、静岡県警8日、岩手県警6日発表)市役所の職員を名乗り「マイナンバーの調査をしているのでアンケートに答えてほしい」として家族構成を聞いてくるパターン。
東京都・静岡県・岩手県などで複数件あった。役所の職員をかたるパターンが多い。「マイナンバーの調査なので家族構成を教えて」というアンケート型の不審電話が、全国各地で確認されている。
家族構成を聞いてくるものだが、これは別の詐欺に使うための事前調査の可能性が高い。家族構成などを聞き、あとで息子や娘をかたった振り込め詐欺に利用するためだと思われる。
この電話に答えてしまった場合、少したってから振り込め詐欺の電話がかかってくる可能性が高いので注意が必要だ。
その3.便乗型マイナンバー詐欺
「あなたの貯金がわかってしまう。金を隠し財産に」
(東京都八王子市60代女性 警視庁8日発表)「マイナンバー制度が始まると、あなたの貯金が税務署にバレる。金を買って財産にしたほうがいい」という電話。怪しいので電話を切った。
いずれもマイナンバー制度とは直接関係なく、「マイナンバー制度スタート」という話題に便乗してお金を騙し取ろうとする詐欺・勧誘である。
この手の詐欺では、社会的に話題になったニュースに便乗するパターンが多く、最近では日本年金機構の流出事件や、iPhone6s発売に便乗した詐欺もあった。
※不審に思ったらコールセンターへ!
マイナンバーが始まる前にこの状態・・大丈夫なのでしょうか。
不審な出来事が起きたり、マイナンバーに関して不明な点などがある方は
早めに問い合わせをしておきましょう!