【マイナンバー制度】始まる前に様々な問題が・・・・

様々な問題ってなに?何があったの?調べてみました。

マイナンバー制度は2016年1月から始まりますが、
すでに様々な問題が発生しています・・・。
今回は、どのような問題があるのか調べてみました。

マイナンバーの申請を済ませた人はわずか14%・・・

VSNは12月8日、全国の20~60代の男女を対象に実施した「マイナンバー対応に関する調査」の結果を発表した。

これによると、マイナンバー通知の内容の確認をした人は90%だったが、個人番号カードの申請を済ませた人は14%とだったという。

個人番号カードの"交付申請をしない人"の約3割は「カードを作るメリットを感じていない」という結果に。

個人番号カードの交付申請をしていない人にその理由を聞いたところ、「いずれ申請する予定」という回答が約3割の結果となりました。(図5)
ほぼ同数で「カードを作るメリットを感じない」という回答も。

 (20404)

返送が増加・・・

共通番号制度のマイナンバーを記載した「通知カード」が、受取人不在などを理由に郵便局から自治体へ戻されるケースが、名古屋、岐阜、津の各市で計2万9000通以上に上ることが2日、3市への取材でわかった。郵送は続いており、今後も返送数は増える見通しで、各自治体も対応に追われている。
一方、日本郵便の2日の速報によると、通知カードは1日までに、国内全世帯の6%弱にあたる計333万通が、郵便局から自治体に返送された。配達が完了していないカードは約900万通。来年1月の本格運用を控え、年内の配布完了は厳しさを増している。
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受け取り拒否・・・

県内世帯の4割以上を占める高知市では3日時点で、約16万2千世帯の約9・7%に当たる1万5772通を保管。この中には受け取り拒否182件も含まれているという。
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通知カードがまだ届いていない・・・

日本郵便は26日、税と社会保障の共通番号(マイナンバー)制度の番号通知カードの最初の配達について、全体の9%にあたる40都府県の510万通が12月にずれ込むとの見通しを公表した。政府は当初、11月末の配達を目標としていた。12月20日までには最初の配達を終える計画だが、留守や転居などもあって制度の運用が始まる来年1月までに全ての人の手元に通知カードを行き渡らせるのは難しい情勢だ。
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通知カードの誤配達・・・

日本郵便東北支社は9日、郡山南郵便局(郡山市)で、マイナンバー通知カードを誤って別の住所に配達するミスが2件あったと発表した。県内で通知カードの誤配達が明らかになったのは、3例目。
同支社によると、郡山南郵便局の配達員が7日午後、郡山市の男性方宛ての通知カードを女性方に、女性方宛ての通知カードを男性方に配達した。女性が同日午後、郡山南郵便局に「自分宛てのものではないので取りに来てほしい」と申し出たため発覚した。

 同局は同日、男性の通知カードを回収。女性は通知カードを開封していたが、男性は再発行を希望しなかったため、8日に再配達した。女性方の通知カードは7日、男性方から回収し、同日中に配達した。

 同支社は「配達時の住所や氏名などの確認が不十分だった」としている。

 (20419)

総務省は日本郵便に厳重注意済

総務省|マイナンバー通知カードの誤配達・不正配達等への対応

総務省|マイナンバー通知カードの誤配達・不正配達等への対応

ブラック化する郵便局・・・・配達員の悲痛な叫び

東京都内の郵便局員A氏がこう打ち明ける。

「会社は誤配の責任を配達員に押しつけてばかり。配達員は皆、マイナンバー配達作業の毎日の激務に身も心も疲弊し、誤配がいつ起きてもおかしくない状況なんです。

ウチの局では配達の遅れを取り戻そうと、最近、超勤特別条項が発令されました。それ以降、通常は4時間までと決まっている残業時間が5時間に延長され、朝8時から夜10時までの12時間勤務が9日連続で続いています。体のいろんな部位が痛くなってきました」

埼玉県の郵便局員B氏もこう話す。

「大規模な郵便局にはマイナンバー専門の配達員が配置されていますが、ウチは人数が少ないので、朝8時から通常業務で目いっぱい働いた後、夕方4時から夜9時まで通知カードを配達するという過重労働が続いています。

人が少ない理由? 秋口にマイナンバーから逃げるように結構な数の非正規局員が辞めてしまい…。局内の体制が手薄になって、通知カードの配達が回らなくなっているんです。会社は『本社の方針だから』と欠員補充はしてくれません」

「まず、マンション入り口のオートロックで部屋番号を押してインターホンを鳴らし、配達先の『101号』の部屋に伺い、通知カードを渡します。その後、すぐに隣の『102号』へ行きたいのですが、それができない。また外に出て再度、インターホンを鳴らしてから配達しなければなりません。そのまま隣の部屋へ配達に行くと、居住者に『なんでインターホンを鳴らさずに勝手にマンションの中に入っているんだ!』と怒られ、会社に苦情の電話が入るケースがあるからです(苦笑)。

日本郵政という会社はクレームをものすごく嫌うお堅い社風なので、そういったことが起こらないよう、マンションでの配達は“往復”を徹底させられます。体力的にも精神的にも疲弊しますね。

その状態で配達し続けると、マンション内の玄関扉は基本的にデザインが同じなので、だんだん感覚がおかしくなる。で、誤って隣のお宅のインターホンを押してしまう、なんてこともよくある。自分もいつか誤配してしまうのではないかと不安です…」

 (20421)

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