人任せにするな!マイナポータルで自己管理

12桁のマイナンバー(個人番号)が通知され、面倒な各種手続きが簡易化されることになりました。メリットだけでなく、多くのデメリットも懸念される中で自己管理も叫ばれています。マイナポータルをしって、自分で個人情報を管理しましょう。

マイポータル?マイナポータル?結局どっち?

マイナンバー制度 ソリューション解説 | マイナポータル (1308)

マイナンバー制度開始に伴って、当初から導入予定だった、情報提供等記録開示システムの名称が「マイナポータル」に正式決定しました。こちらの名称については、マイポータルが仮称として考えられており、有力とされてきましたが、今回、政府が正式に発表しました。
当初の「マイポータル」から「マイナポータル」に変更となった理由としては、「マイポータル」は、すでに民間企業がサービスとして長年使用しているものがあり、商標上の問題も含めて、変更になったようです。
当初は「マイポータル」という名称が有力候補でしたが、2015年4月に「マイナポータル」という名称に正式決定しました。「マイポータル」は、すでに関西の大手通信事業者ケイオプティコムが長年使用してきたサービス名のため、商標上の理由等で同名称が採用されなかったようです。

マイナポータルって?

マイナンバーによって、個人情報が管理されます。
自分の個人情報に誰が、いつアクセスしたのかインターネット上で知ることができます。
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本題ですがマイナポータルとは、マイナンバーにひも付けられた個人情報である「特定個人情報」を、誰がいつなぜ提供したのかを個人が自宅などで確認できるようにするシステムのことです。

自分の個人情報をいつ、誰が、なぜ提供したかの確認
行政機関などが持っている自分の個人情報の内容の確認
行政機関などから提供される、一人ひとりに合った行政サービスなどの確認
以上の内容が自宅のパソコンからでも確認できるようになると言うもの。

行政機関がマイナンバー(個人番号)の付いた自分の情報をいつ、どことやりとりしたのか確認できるほか、行政機関が保有する自分に関する情報や行政機関から自分に対しての必要なお知らせ情報等を自宅のパソコン等から確認できるものとして整備します。
マイナポータルは、マイナンバーを使ってインターネットで自分の個人情報を参照できるシステムで、国民一人ひとりに提供されるポータルサイトのようなものです。マイナポータルを使うと、以下のようなことができるようになると言われています。

● マイナンバーの付いた個人情報を、行政機関がいつどことやりとりしたかを確認できる
● 行政機関が保有する個人に関する情報を確認できる
● 行政機関から個人に対してのお知らせ情報などを受け取ることができる
● 各種社会保険料の支払金額や、確定申告等を行う際に、参考となる情報を入手できる

さらにこのほか、引っ越しの際の官民横断的な手続きのワンストップ化(ワンストップ機能)、納税などの決済をキャッシュレスで電子的に行うサービス(電子決済機能)の導入などが検討されています。

マイナポータルはいつから閲覧できる?

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マイナンバー制度(2016年1月〜)の開始後1年の期間を置き、行政主導のウェブサイト「マイナポータル」が2017年1月より始動予定です。
マイナポータルはいつから利用できるのですか?
平成29年1月から利用できる予定です。(2015年4月回答)
マイナンバー制度が始まって1年後の平成29年1月に、「マイナポータル」がスタートする予定となっています。
そもそも1年も空いていて大丈夫なんでしょうか?

個人番号カードを受け取らないと、そもそもマイナポータルは見れない

八雲町 - 平成28年1月から「個人番号カード」の交付が始まります (1317)

利用するには個人番号カードが必要になる。個人番号カードのICチップに搭載される公的個人認証を利用してログインできるようにする予定だ。個人番号カードを取得しない場合は「書面による開示請求」をすることになる。
なりすましの防止等、情報セキュリティに十分に配慮する必要があることから、マイナポータルを利用する際は、個人番号カードに格納された電子情報とパスワードを組み合わせて確認する公的個人認証を採用し、本人確認を行うための情報としてマイナンバーを用いない仕組みが考えられています。
マイナポータルの利用に際しては、なりすまし防止のため厳格な本人認証が採用されます。
これには「個人番号カード」の電子証明書を利用した本人認証が採用される見通しです。
具体的には、パソコン等にICカードリーダーを接続(USB接続等)し、そのカードリーダーに個人番号カードを挿しこみます。電子申告を行ったことがある方には身近な方法ですね。

マイナポータルから情報が漏れないの?セキュリティ対策は?

パソコンで文字入力 (1315)

自宅のパソコンのセキュリティ対策もしっかりと行わなければなりません。
マイナポータルも情報が漏洩するものと思っているくらいの方が良さそうです。また、セキュリティを保つ為には、様々な技術があります。例えば、全てを暗号化のデータとして保存した上で、なおかつ、複数がそろわないと、見えるデータとして再現出来ないような技術だとか、新しいセキュリティ技術はありますが、お金も当然かかります。
マイナポータル利用時は、個人番号カードのICチップに格納された電子情報と、パスワードを組み合わせて確認する「公的個人認証」を採用し、本人確認を行うための情報として、マイナンバーは用いない仕組みを考えているとのことです。これは、ログインするときにマイナンバーを使う方法だと、ハッキングされやすいシステムになる恐れがあるからでしょう。
心配されるセキュリティ面についてですが、マイナポータルでは、なりすましにより特定個人情報を詐取されることのないように、利用の際は、個人番号カードのICチップに搭載される公的個人認証を用いたログイン方法を採用する予定となっています。

家にパソコンない・・・パソコン使えないんだけど・・・

家にパソコンがない人もいるでしょう。
それに高齢者など、パソコン未経験者もたくさんいる。
そういったマイナポータルを使えない人はどうすればいいのでしょうか?
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公的機関に赴き、教えてもらいながら情報を閲覧することもできるようです。
高齢者・障がい者の方々や家にパソコンが無い人はマイナポータルをどのように利用すればいいですか?
マイナポータルの画面設計等に関しては、高齢者や障がい者の方の使いやすさにも配慮していきたいと考えています。
 また、パソコンがない方等にもマイナポータルを使っていただけるよう、公的機関への端末設置を予定しています。その際、利用しやすい場所に設置すると同時に覗き見防止などのプライバシー保護にも配慮したいと考えています。(2015年4月回答)
わざわざ公的機関に足を運ばなければならないのは大変ですね。
パソコンを持っていない人でもマイナポータルが使えるよう、公的機関に端末が設置されることになりそうです。その際は、覗き見防止などのプライバシー保護も配慮される見込みとなっています。また、マイナポータルの画面設計は、高齢者や障がい者の方でも使いやすいものになるとのことです。

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