マイナンバー通知カードの初回配達完了が12月にずれ込み

マイナンバーの通知カードの配達が完了した自治体が増えていますが、まだ届いていない地区もあるみたいです。

遅い人では12月20日になる見込み

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高市総務大臣は午前の会見で、当初、11月中に予定していたマイナンバーの通知カードの初回配達が大幅に遅れ、全体の9%にあたる510万通の配達が12月にずれ込む見通しであることを明らかにしました。このうち最も遅い配達は12月20日ごろになるということです。
高市氏は通知カード配達が遅れた原因について「印刷した通知カードを全国の郵便局に搬入する工程で当初の想定より最長1週間の遅れが出た」と説明した。国立印刷局の印刷工程自体は予定より前倒しで終了したという。一方で高市氏は「マイナンバーの利用開始は来年1月以降なので、年内に届けば特に影響はないと思っている」と述べ、利用開始への影響を否定した。

日本郵便によると、国立印刷局から郵便局への差し出しは総数5673万通のうち23日時点で5663万通が終了し、初回配達は3710万通が完了した。19日時点の約1937万通から、3連休を含む4日間で約1800万通を集中的に配達したことになる。

年内に届かなくても問題なし

菅義偉官房長官は24日午後の記者会見で、社会保障と税の共通番号(マイナンバー)の通知カード配達の遅れによる影響について、「住基ネットで確認できる仕組みになっているから、国民の皆さんに具体的なデメリットは生じない」との認識を強調した。

初回配達分の一部は12月にずれ込む見通しとなっており、菅長官は「一日も早くご本人にお届けできるよう、日本郵便には引き続き取り組んでいただきたい」とも語った。

配達状況を確認する方法

通知カードの郵便局への差出し状況

市区町村ごとの郵便局への通知カード差出し状況です。
ホームページの掲載は差出しが完了した翌日となります。
差出日から概ね20日程度までにお届け出来る見込みです。

個人番号カード総合サイト/通知カードの郵便局への差出し状況

個人番号カード総合サイト/通知カードの郵便局への差出し状況
こちらのサイトでは各市町村ごとの通知カードの郵便局への差出し状況が確認できます。

≪要確認≫返送された可能性もあり

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マイナンバーの番号を伝える通知カード入りの簡易書留が、差出人である市町村の想定を超えて各自治体に舞い戻ってきている。配達時に住民が不在で、郵便局での1週間の保管期間を過ぎて返送されるケースが多く、道内全体の返送数はすでに10万通を突破しているという。
日本郵便は配達時に不在だった場合には通知カードを1週間、郵便局に留め置いていますが、その数が22日時点で475万通に上っているほか、1週間が過ぎて自治体に返還された数が121万通と、いずれも大幅に増えています。
通知カードを受け取れなかった場合の再配達等の方法の詳細については、投函された不在配達通知書(不在連絡票)をご確認下さい。

一週間経過後、配達できなかった通知カードは住所地市区町村に返還され、一定期間(3月程度)保管されることとなります。
その間、次の書類を持参の上、お住まいの市区町村の窓口へ来庁し、通知カードを受け取る(※)ことが可能です。

会社から提出を急かされている場合は

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マイナンバーの通知カードが届いていない方は、会社に事情を説明して待ってもらうようにしましょう。
年内にマイナンバーが必要な書類や手続きはないため問題ないはずです。

どうしてもという場合は各自治体に問い合わせをしてみてください。

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