マイナポータルとは何なのか調べてみました。
マイナポータルって何?
マイナポータルとは?
マイナポータルは、パソコンや携帯端末から自分の個人番号に関する情報にアクセスすることのできるサービスです。マイナポータルを利用することによって、
・誰がどのように自分の個人番号にアクセスしたのか確認することができる
・自分に必要なお知らせを受け取ることができるというように、自分に関する特定個人情報が公正かつ適正に利用されているかどうか確認することができる他、便利できめ細かい行政サービスを受けることが可能となります。
いつから始まる?
マイナポータルの利用は、平成29年1月からはじまる予定となっています。
マイナンバーの運用開始は平成28年1月からですので、ちょうど1年後にスタートするというわけです。
これは、国の各機関間でのマイナンバーの連携が平成29年から行われるためです。
マイナポータルが始まると?
具体的には以下3つのことができます。・自分の個人情報をいつ、誰が、なぜ提供したかの確認
・行政機関などが持っている自分の個人情報の内容の確認
・行政機関などから提供される、一人ひとりに合った行政サービスなどの確認
● マイナンバーの付いた個人情報を、行政機関がいつどことやりとりしたかを確認できる
● 行政機関が保有する個人に関する情報を確認できる
● 行政機関から個人に対してのお知らせ情報などを受け取ることができる
● 各種社会保険料の支払金額や、確定申告等を行う際に、参考となる情報を入手できるさらにこのほか、引っ越しの際の官民横断的な手続きのワンストップ化(ワンストップ機能)、納税などの決済をキャッシュレスで電子的に行うサービス(電子決済機能)の導入などが検討されています。
マイナポータルの利用方法
マイナポータルの利用に際しては、なりすまし防止のため厳格な本人認証が採用されます。
これには「個人番号カード」の電子証明書を利用した本人認証が採用される見通しです。
具体的には、パソコン等にICカードリーダーを接続(USB接続等)し、そのカードリーダーに個人番号カードを挿しこみます。
自宅にパソコンがない人のためには、公的機関にマイナポータルを利用するための端末が設置される見通しです。また、個人番号カードを取得していない方のためには、マイナポータルによる情報開示だけでなく、書面による情報の開示請求も検討されています。
「マイナポータル」ニュース
ニュース – マイナンバー、「情報提供等記録開示システム」の名称を「マイナポータル」に:ITpro
甘利明社会保障・税一体改革担当大臣は2015年4月3日、マイナンバー制度で個人が利用できる「情報提供等記録開示システム」の名称を「マイナポータル」に決定したと発表した。マイナンバーにひも付けられた個人情報である「特定個人情報」について、誰がいつなぜ提供したのかを個人が自宅などで確認できる。
マイナポータルのセキュリティに関して
ログインにはマイナンバーそのものは利用しないマイナポータルにログインするたびにマイナンバーを入力する仕組みをとると、個人情報が盗まれるリスクはかえって増えてしまい、セキュリティ面での不安が残ります。そこでマイナポータルでは、個人番号カードを利用した個人認証システムを採用する予定となっています。
個人番号カードにはICチップが搭載されています。そこに記録された電子情報とパスワードを組み合わせることで認証をしようという仕組みになります。これにより、プライバシー保護に配慮した厳格な本人認証が実現されます。
via www.concur.co.jp
Q,個人番号カードを持っていないと、マイナポータルを利用できないのですか?
マイナポータルでは、なりすましにより特定個人情報を詐取されることのないように、利用の際は情報セキュリティ及びプライバシー保護に配慮した厳格な本人認証が必要であると考えています。このため、個人番号カードのICチップに搭載される公的個人認証を用いたログイン方法を採用する予定であり、個人番号カードでログインしていただく予定です。
なお、個人番号カードを取得せず、マイナポータルを利用できなくても、自分の情報を確認できる方法として、別途、情報保有機関に「書面による開示請求」をする方法が考えられます。
マイナポータルを知らないという人は多いです。
マイナポータルは、
別名「情報提供等記録開示システム」と言われています。
簡単にまとめてみたので、ぜひ見てみてください。