職歴や無申告……脱税など、過去のことってどれくらいバレちゃうのでしょうか。そして、どういう仕組みでバレるのでしょうか。
マイナンバー制度前の職歴ってバレる?
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水商売や風俗での勤務がバレてしまうかもしれないから辞める!という人も多いようですが、過去の職歴・アルバイト歴もバレてしまうのでしょうか?
マイナンバーについてです。過去の職歴などはマイナンバーに登録されるのですか?無知ですいません。そしてそれを一般の人(企業)が回覧することできていまいますか?
現時点でのことなら、住民税を自分で納付したり、思いきって会社に相談したりして、副業やアルバイトをどうにかすることもできるでしょう。
けれど、もう過ぎ去った日々のことはどうなのか気になりますね。
けれど、もう過ぎ去った日々のことはどうなのか気になりますね。
上記の質問に対する弁護士の返答です。
過去にさかのぼってマイナンバーにひも付けられることはないです。
過去のデータとマイナンバーの紐付けはしないはずです。
(膨大な手間ですので)
冷静に考えると、国民全ての過去の職歴と考えるとものすっごい手間と時間が掛かりますね。
過去の職歴に関してはバレることはなさそうです。
過去の職歴に関してはバレることはなさそうです。
職歴が残る仕組みを知っておこう!
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なぜ職歴が記録されるのかという仕組みを整理してみましょう。
サラリーマンや会社員は源泉徴収があります。この源泉徴収時に、マイナンバーの申告義務が会社にはあります。
マイナンバーに関しては、同一番号で管理するので、転職しても源泉徴収に同じ番号が使われます。そこで、職歴が税務署に残るのです。
ただ、過去の職歴はひも付けないので記録にはないけれど、マイナンバー制度が始まったあとは、職歴が税務署に記録されていきます。
だからといって、勤める会社に職歴がバレるわけではないですよ。
だからといって、勤める会社に職歴がバレるわけではないですよ。
過去の脱税、これってバレる?
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マイナンバーで脱税はバレますか?国税「そういった公平な負担(税金か?)を不当に免れることを防止するのがマイナンバーの目的となります」
防止という表現を用いてますが、過去の脱税はバレますか?国税「補足が容易になることは確かです。(脱税が)見つかった場合は税法に則った遡及が行われます」
マイナンバー前に不正(脱税)を辞めた場合はバレませんか?国税「マイナンバーの仕組み上、施行前後でそういった税制カクサ(格差?)は起こりづらいものと思います」
既存の情報同士を紐づけるから、脱税者の不審な記録や徴収漏れ等は施行タイミングに関わらず明るみに出るらしい
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なんだかとてもバレそうな気配です。
脱税はかなり罪が重く、無申告はオススメしません。また、今後、税務調査が入った場合に、過去7年前まで遡って調査される可能性もありますので、過去の脱税も罪の対象になります。
事業をやっていて、まったく申告していない場合、取引先が支払調書を提出していれば、マイナンバー導入後、ばれる可能性が高くなります。
脱税がバレる仕組みを知ろう!
マイナンバーさえあれば、納税者の収入情報を一瞬で呼び出し突合することが出来ます。紙で確定申告をしている方も多いと思いますが、その後にデータ化がされているので瞬時に照合されます。
副業などで2箇所から収入を得ながら確定申告をしていない場合は、会社から国税に支払情報がわたっているので、マイナンバーで照合されると申告をしていないことがすぐに見抜かれてしまうでしょう。
脱税は金額が大きいものから優先的にチェックされると思っていました。
実際もそうのようですが。
それには理由があったのです。
実際もそうのようですが。
それには理由があったのです。
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正しい申告をしているかどうかを、住所と氏名を頼りに紙をめくりながら突合わせる作業は、かなり大変で時間がかかります。年間の所得税の申告者数は2000万人を超えていますから、とても全部を精緻に確認することはできません。
アナログがマイナンバー制度でデジタルに変わる感じですね。
副業がアルバイトなどの給与所得であって、それを申告しないことで住民税を免れていて、結果的に副業の住民税の通知が会社に行かないのでばれなかった、という人はマイナンバー制度の導入により、副業がばれやすくなることになります。きちんと過去の分もまとめて申告をしましょう。