2016年から始まったマイナンバー制度。交付申請に時間がかかっている、または紛失したという方は個人番号の確認ができなくて困っている人もいるのではないでしょうか?そういう時は、住民票を使えば個人番号を調べることができるのです。それでは住民票での個人番号の調べ方について紹介していきます。
住民票の写しを発行すれば確認できる
個人番号が必要な時に確認できないと、必要な手続きが進まなくなると言ったトラブルにも見舞われてしまいます。すぐにでも番号を確認したい時は、住民票の写しを発行すれば確認することができます。
どうやって発行するの?
あまり知られていませんが、住民票の写しへの個人番号の記載(選択式)がされる時期は、一律、どの市区町村においても、平成27年10月5日からということです。(マイナンバーコールセンターに確認済みです。)
コンビニ交付での発行の場合
コンビニ交付を利用するにはマイナンバーカードを読み取り機から読み込むことが必要です。マイナンバーカードがあることを前提とした利用となるので、カードそのものが無ければ使えません。カードが手元に無い場合は役所の受付で申請手続きとなってしまいますので気を付けましょう。
ちなみにマイナンバー制度導入当初は個人番号が記載された住民票の写しは受付窓口のみでの発行でしたが、制度から1年が経過すると徐々に対応されるマルチコピー機も増えていきました。対応されているかどうかは市区町村によって差があるので、交付機利用の際には確認しておくと良いでしょう。
コンビニ交付は、マイナンバーカード(又は住民基本台帳カード)を利用して市区町村が発行する証明書(住民票の写し、印鑑登録証明書等)が全国のコンビニエンスストア等のキオスク端末(マルチコピー機)から取得できるサービスです。また、お住まいの市区町村と本籍地の市区町村が異なる方の戸籍証明書も取得できます。
個人番号記載の住民票の注意点
特定個人情報は個人情報よりも厳重な情報として扱われ、本人確認の身分証明が必要になるケースが極めて高くなります。また、本人以外の人間が受け取らないように代理人による委任状を用いた場合でも本人宛の郵送扱いになってしまいます。そのため、すぐにでも個人番号が必要な時は代理人ではなく必ず本人が手続きをするべきでしょう。
個人番号記載の住民票の用途
とても重要な書類だということを忘れずに
コンビニ交付は受付窓口よりも手早く取得できますが、個人番号が記載された住民票はとても重大な個人情報であることを覚えておきましょう。そして発行したら必ず厳重に保管することを心がけてください。